バグ報告
自然言語で報告すると曖昧になるのは仕方ないが、報告の指針があるとわかりやすい
実装者との解像度が違いすぎるという意味でも仕方ない気はする
厳密なバグ報告のテンプレを作ってしまうのも微妙な気がしている 規定のテンプレを全て埋める形でないと報告できないようにするやつ
簡潔に伝わる内容のものであっても事細かく書く必要が出てくる
バグ報告の心理的障壁が上がる
実装者はこの辺の情報があると嬉しいと思っているよ、というのが伝われば良い
最低限、以下の2つがちゃんと書かれていれば伝わるはず
再現手順
環境
ex.
OS、ブラウザ
プロダクトのバージョン
デザイン系の場合はスマホの機種など
あとはオプション
報告内容の簡潔な要約
期待する動作はなにか
そもそも仕様が正しくないこともある
仕様通りに実装されているが、わかりづらいためバグのように見えることもある
良くない例
「hogehogeをするとバグりました」
「バグりました」とは?
事実を述べるべき
「ここがおかしい」
「理想はこうだと思いますが、こういう挙動になりました」と言うと良い
その再現手順は何回か試したのか
試していないのであれば、それは再現手順とは呼ばない
ただ、「ちゃんとは覚えていませんが、こういうことをしていたらこうなりました」も有用な情報ではある
エンジニア側で原因を推測できない場合は再現できないものとして後回しになる
「たまになる」などの頻度情報もあると良いかも
「使いづらい」「わかりにくい」「見にくい」
根拠もあると良い
数値とかはわかりやすい
他のプロダクトとの比較もわかりやすい
ただ、そういう感想もフィードバックとしては嬉しい
だが、バグ報告ではないと思う
用語の齟齬
「○○ページでこうなりました」「○○ボタンを押したらこうなりました」
ex. 投稿ページ、投稿ボタン
推測で一般的な言葉を使った場合、似たような機能があるときに解釈の齟齬が生まれる
Webだとページ名ではなく、URLを提示したり、そのページへの経路を示すと正確度は上がる
URLは時には微妙だが
ex. ユーザーネーム、ユーザー名、ユーザーID
再現しているところの画像や動画があると良い
タスクの優先度がおかしくなる
調査に無駄に時間がかかる
あとで再びバグ報告者とのコミュニケーションが発生する
参考
良い記事。報告してくれる人みんな読んで欲しいmrsekut.icon
「フリーズ」の件、たしかに激重低スペスマホなら、おそすぎるのを「フリーズ」と形容してしまいそう
テスター向けに書いてるから、求めていることのハードルが高い