スライド発表の意義
スライドだけ公開して、後で読んだ人が理解できない資料はあまり好きじゃないmrsekut.icon 無意味ではないが、読み手の負担がかなり大きくなる
誤読も増える
普通にブログのように書かれた記事を読んだほうがいい
逆に、台本を全部書いてしまったスライドを朗読するだけの発表に意味があるかと言われれば微妙な気がする
一般に、音声で聞くよりも読んだほうが速いので、発表する意味がない
動画のまま公開するならまだ意味はあるかもしれない
ではスライド発表ってなんのためにやるのか
読ませる強制力を持って内容を伝える?
映画のように、時間の制限をしたメディアとして
読むよりは聞くほうが楽なので、その効果を狙う?
テキストでは伝えられないような物を見せる?
例えば、実際に動くものを見せる
人間同士の繋がりのようなものを感じるため?
勉強会は地味にここも大きいと思う
リアルタイムでコメントや質問や補足などがあると良い
しかし、これはスライドには反映されない
Twitterに書かれても、あとから読む人は追えない
Helpfeel社の発表会は、スライド上で交流ができるので良い
普通のスライド発表の良さを拡張している
質問を書き込んで、即座に返答できるし、
書いてないことを聞き手がメモって、後で読む人に伝えられる
発表者が時間をかけて説明する箇所、サクッと飛ばす箇所で重要度がわかる
大まかに2つの目的がある
単純に、自分の内容の区切りとして使うもの
情報を詰め込む
あまり伝わることを重視していない
伝わることが一番大事
情報を削る、1つのテーマについてのみ伝えるようにする
こちらの方で『勘違いが人を動かす 教養としての行動経済学入門』.iconで紹介されているような認知バイアスの実践をしてみると面白そう
欺瞞的っぽいのも多いが、勉強会が主目的なら別に問題なかろう、という感じする
認知バイアスの事例を知っているのと、それを上手く使った表現を生み出すのはぜんぜん違うよなと思う
認知バイアスの辞書は何度か見たことがある感じがするが、
それを実際に使った広告の事例とか見るとやっぱ舌を巻いちゃう
勉強会の形式もよくよく考えればちょっとおかしい
スライドを発表の場で初めて目にして、話を聞いて、その後質問する、というのが効率が良くない
理想を言えば、聴講者に全て読んでもらったうえで、発表を聞いてもらったほうが良い
プロポーザルや要約だけを見て、発表を見るかどうかを決める、というのがびみょい
内容を全部見たうえで発表も聞くかどうかを判断する方が良い
お互いに時間がもったいない
でもまあ仕事でもないんだし、そんな効率効率言うなよという感じもする
ガチで学びに言ってるわけじゃないし
本軸よりも、些末な情報がピンとくる可能性もあるわけだし