アフォーダンス
affordance
環境が動物に対して与える「意味」
環境が無数の意味を持っている
それを人間が、環境との関係で見つけ出している
ある人間がその全てを知覚できるわけではない
空間の操作的意味
仮想の空間運動的意味
物体は、つかんだり、押したり、その上を歩けるように見える
仮想の利用または必要に基づく意味
食べ物は食べられるように見える
水は触れれば気持ちよさそうに、木陰は入れば涼しそうに見える
機械的意味
機械、装置、構築物などは、その機能や能力に関わる意味を持って知覚される
たとえば、建築物は中に入って身を守れるように見える
モノは複数のアフォーダンスを持っており
ある人間は、その中の一部を知覚し、
知覚した一部を採用して、モノと関わる
という感じだろうかmrsekut.icon
「ドアっぽい何か」が目の前にあったときに、
例えば「人間が乗ってもしっかり安定してそうな物体」という環境があったとすると、そこには「物を乗せる」「歌うためのステージ」「待ち合わせ場所」などなど無数の「意味(=アフォーダンス)」があふれており、その中で自分が今しようとしている「座る」という行為とセットで考えて、「座る事ができそう(=椅子)」という価値を発見している、という事です。ref シグニファイアのことをアフォーダンスと呼んでいる
後に著者もそれを認めている