その環境に新しい波を持ってくる能力
採用などで人を評価するときにかなり重要な視点かもしれないmrsekut.icon 「その人が属している環境」に対して、新しい波を持って来たかどうか
例えば、小さい会社の技術チームがあったときに、
そのチーム内では、テストコードを書く文化がなかったとする
プログラミング始めたてのメンバーが多いとか、忙しいとか、理由は何でも良い
そこに、外の環境からテストコードの有用さを知って、それを導入する
これが行えるメンバーがかなり重要
この「導入したこと」自体が、導入した内容如何に関わらず評価されるべきことのような気がする
実際、そういうメンバーがいるとかなりありがたいmrsekut.icon
特にチームが小さかったりすると貴重
その知見を採用するしないに関わらず、そういう選択肢を考慮できること自体が重要
その内容が「業界では当たり前のこと」だったとしても重要
例えば「テストは大事」とか
その環境の中では「当たり前ではなかったこと」なので、そこのハードルがある
(「その界隈で当たり前のこと」のほうが説得材料が多くてハードルが低い、とかはもちろんある) 言語化されていない知見
あるいは言語化されているけど他人事と感じてアンテナに引っかからない
例えば、フロントしかやってない人は、インフラの流行を知らない
具体的なツールもあれば、思考法とか議論の仕方とかもある
例えば、非同期コミュニケーションという文化とか
導入のためには何らかの課題を解決する手段の提案が必要
つまり、現状の課題を捉える視点が必要になる
形成されていた文化に対して、きちんと批判ができる
いくつかの段階がありそう
チームの外にあるノウハウを知ることができる
外部の勉強会や本などで知識を収集する
その知識の評価が自分なりにできる
特定の技術なら、自分で動かしてみるとか
知っているだけではダメで、どこがどう良いのかというのを知っている必要がある
チームに共有できる
勉強会でも何でも良いがチームに共有する
共有して良さを実感してもらう必要がある
すぐに導入しなくても将来の選択肢が広がる
チームに導入できる
そのツールの導入についてチームに対して説得ができる どこに課題があって、どう解決して、どういうドレードオフがあるのかというのを説明できる
あるいは、共感してくれるメンバーを探す
単にチームに共有するだけでは使われない
テストがない文化で「テスト大事」と言っても誰もやらない
自分が環境を整えてコピペできるぐらいの状態まで整える必要がある
逆に言えば、自分が過去に導入したことのあるもの、はメモっておくと良さそう
上記のことを実践した表明になる
mrsekut.iconが過去に入れたもの
例えば、
型の文化
テスト
CI
(エンジニア以外も)LLMを業務で使うことの推進
etc.