『宗教なんかこわくない!』
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1995/7/1
地下鉄サリン事件の直後mrsekut.icon
手に取った動機
2年前ぐらいに買って積んでたが、最近統一教会周りでカルトが盛り上がっているので良い機会なので読もうかなとなった introduction
宗教とはなにか? 宗教とは、この現代に生き残っている過去である。
tl;dr
宗教問題を論ずるのが難しいのは、歴史を考慮しないといけないから
宗教とはなにか?
人はなにを求めるか?
それは人によって異なる
宗教とは、"幸福"というものを求める人間が生み出した、"幸福にまつわる模索"
既におもろいmrsekut.icon
第I章 オウム真理教事件
オウムの資産300億円
戦争には金がかかる
宗教が不必要になってしまった時代に、宗教というものはどのような形で現代人の間に存在しうるのか?
日本人は宗教を理解していない
サリン事件から宗教を抜き取って考えることが必要
会社は宗教、教育は洗脳
一般人が会社に対して抱く心境と、オウム信者がオウムに抱く心境の類似性
第II章 宗教とはismである
現在の日本人に必要なのは
神ではなく、
自分のことをよく理解し、導いてくれる上司(教祖)である
宗教とは主義(ism)である
仏教のことをBuddhism
共産主義のことをMarxism
というように差がないことからもわかる
宗教が危険なのではなく、危険なものが危険なだけ
支配的なismが崩れた時に、多くの新興宗教が増える
e.g. 昭和の終わり
信仰している者を笑う時に、信仰を理解できない劣等感を抱いていないか
信教の自由という条文があることで、「信仰があることが普通」というように捉えると、こう解釈される オウム事件が起きた時の、世間の騒ぎ様は、劣等感からくるものかもしれない
日本人の「宗教」に対する解釈
個人の内面を問題にする宗教
哲学
日本人が「宗教(信仰)」と聞いた時にイメージするのはこちら
個人の内面を問題にしない宗教
例えば葬式や結婚式などの儀式
宗教
飽きてきたmrsekut.icon