「1つの対象」から始める
「1つの対象」から始める
まず「自分」から始める
というのはかなり大事だと思う
一人の顧客を満足させるためにどうすべきかを考える
自分が満足して使うためにどうすべきかを考える
プロダクトや機能を作り始める時に
最初から有象無象のユーザや、市場とかを見すぎると、それがぼやける
例えば、ECを運営している時に、
何らかの施策をしようぜという話が挙がったりする
新機能を作ろう
マーケ施策を打とう
データ分析をしよう
雑な思いつき、雑な他サービスからの類推で実践すると、有象無象に対するアプローチになる
そこで、ランダムにサンプリングしたユーザ1に限定して、
何らかの施策を行って、そのユーザの購入に繋げられるか?を考える
ユーザ1は、以前にコレを買っていたから、こういうジャンルが好きなのかも、じゃあコレをおすすめしよう
おすすめするタイミングは、訪問時、商品をカートに入れた時など、どこが最も効果的かな
みたいな
透明マントを被った自分が、ユーザ1の隣に貼り付いて、
良い感じのタイミングで良い感じの提案をして、良い感じに誘導する
というイメージ
これで購入に繋げられて初めて、それを有象無象に対し一般化していける
ツッコミどころ
ヒアリング
ランダムじゃなくて優良顧客を選べ
例えば、to B向けのSaaSを作る際も
以前に、特定の1企業の請負開発をしていると、やるべきことの意味がわかりやすい
最初から有象無象のBをイメージするのではなく、その特定の企業が最大に満足する状態を作る
もっと言えば、ユーザヒアリングとか言う前に、
自分でドッグフーディングしているツールに対する深堀りが実践できないと、相手に適用できない
日常的に自分のためにツールを作り、使いづらいなと感じ、課題を突き止め、改善する、というサイクルができて初めて、それを他者にも適用できる
チーム、企業内の施策とかも同じ
そのルールや仕組みは自分のみにあてはめて意味があるかどうかを考える
自分の表す範囲を、徐々に、広げる
「自分」の表す範囲を広げる
チームメンバを徐々に、自分の範囲に入れる
そこから抽象化、一般化していく
他の顧客、etc.
チームメンバー、etc.
ペルソナ、N1分析とか、とかはその文脈の話だろう
「ペルソナを設定する意味がわからん」になるのは、最初から有象無象をターゲットにしてしまっているから
抽象度を下げるか