targetSdkVersion
from build.gradle
アプリがターゲットとするAndroid SDK API Levelを指定する
未設定の場合はminSdkVersionと一致する
https://developer.android.com/guide/topics/manifest/uses-sdk-element?hl=ja
targetSdkVersionを設定すると、アプリはそのAPIレベルに最適化された動作モードで動作する
新しいtargetSdkVersionを設定すれば
アプリは最新のAndroid機能や最適化を利用できる
Androidがサポートする新しいUIなどを使用できる
古いtargetSdkVersionを設定すれば
OSは古いバージョンの動作やUI挙動を維持しようとする
定期的に更新されるOSのversionに合わせてアプリを更新するのを推奨される
GPT-4.icon
具体例
Android 6.0 (API 23)の例 - ランタイムパーミッション
古いバージョンの動作
targetSdkVersionが22以下の場合、
アプリのインストール時に全てのパーミッションが一度にリクエストされ、ユーザーはインストール時にこれらを承認する必要があります。
新しいバージョンの動作
targetSdkVersionが23以上の場合、アプリはランタイムパーミッションモデルに移行します。
これにより、特定の機能を使用する直前にパーミッションをリクエストし、ユーザーはその都度承認または拒否することができます。
Android 4.4 (API 19)の例 - アラームの動作変更
古いバージョンの動作
targetSdkVersionが18以下の場合、set()やsetRepeating()メソッドで設定されたアラームは、正確なタイミングでトリガーされます。
新しいバージョンの動作
targetSdkVersionが19以上の場合、これらのメソッドで設定されたアラームは、バッテリー消費を最小限に抑えるために柔軟にスケジューリングされることがあります。