Scrapboxの歩き方
Scrapboxを人に勧めることがよくある
基本的に使い方は簡単だが、慣れてきたら気にすると良い細かい工夫があるのでまとめる
下記のページ数は適当ですmrsekut.icon
慣れ具合を適当に数値化したもの
1~10ページ
読まなくても良い
読まなくても雰囲気で使えるのがScrapboxの良さなので
記法を知って適当に使っていれば覚えられる
頑張って覚えるほど数がない
どんどんページを作りまくると良い
従来のブログなどとは全く異なるものだと捉える
どこに行ったかわからなくても、
何と検索すればよいか思いつかなくても、
リンクを辿ったりすることで見つけられる
Notionなど他の整理志向のツールとの大きな違いである
最悪、300ページぐらいまでなら余裕で全部見返せるので、この段階では意識的に増やすと良い
リンクが増えてノート同士が繋がる体験を繰り返す
とにかく雑に書いて、雑に編集する
10~100ページ
このへんで、ちゃんと記法を覚えたくなってくる
他の人のprojectを見てみる
ページ数が多いprojectを見てみると面白いかもしれない
複数人でも個人でも、ページ数がめちゃくちゃ多くても問題にならないことを知れる
#タグではなく[リンク]を使ってみる
従来のブログに慣れていると、#タグを使いたくなるが、意識して[リンク]を使う
文中に[リンク]を埋め込んで自然な文章にする
100~300ページ
開発者の思想を知ることで、Scrapboxとの向き合い方が変わる
なんでこのデザインなのか、なんでこれはできないのか、などの理由が説明されている
以下のようなことを意識して書く
[** デカイ文字]を使わない
再利用性が下がるmrsekut.icon
ネストを深くしすぎない
読みづらいmrsekut.icon
1つのノートを小さく作る
ノート小さく作っていけば、デカ文字や深いネストは不要になるmrsekut.icon
↑この辺は、通常のコーディングで心がけることと共通しているmrsekut.icon
上記のようなことを心がけると再利用性が上がる
font-colorやfont-sizeの装飾ではなく、一瞬で理解できる文章を書くべきmrsekut.icon
ページ数が多いprojectのScrapboxユーザはほとんどデカ文字を使っていないことに気づく
Streamを知る
そのprojectの更新履歴をリアルタイムで見れる
特に複数人projectだと見ると便利だったりする
個人projectだと自分ではほぼ使わない
300~1000ページ
便利なショートカットキーを覚える
alt-aで文頭に移動
alt-eで文末に移動
alt-矢印で行を上下左右に移動できる
cmd-deleteで行削除
cmd-gで検索窓にカーソル移動
そのまま検索窓内で「←」で他projectなど見れる
etc.
関連ページリストもコンテンツの一部として捉える
闇雲にリンクを増やしすぎない方が良いことに気づき始める
不満があればScrapboxに要望を出す
あるいは他の人の要望を見る
その要望がなぜ解決されないかの理由も書かれているので良い
他の人の解決策を知ることに繋がる
1000~
UserCSSを使う
見た目を好きなようにカスタマイズできる
UserScriptを使う
ボタンを増やしたりできる
↑の人の作ったものを参考にすると良い
人が作ったものも使えるし、自分で作ることもできる
積極的には増やさないようにしているmrsekut.icon
関連リンクを無駄に増やさない
何も考えずにリンクすることも問題であることを捉える
ノート同士が密結合になってしまう
2000~
何も考えなくて良い
勝手にスケールする