Normanのアフォーダンスの誤用
アフォーダンスとシグニファイアの混同
『改訂版 誰のためのデザイン?』の弁明を読んだ感じ、Norman自身は認識してたが、用法が分かりづらすぎて誤解が広まったっぽいmrsekut.icon
心理学分野での「アフォーダンス」という用語を、意味として一番近いという理由で使ってみたが、
「アフォーダンスは関係性である」というのが分かりづらすぎて、誤解して広まった
後に、ちゃんと区別して「シグニファイア」という用語を導入した、という感じっぽいmrsekut.icon
本来の「アフォーダンス」はJames Jerome Gibsonが提唱したもの
環境が主体(人や動物)に提供する行為の可能性
それ自体は認知されなくても存在する
例:椅子は「座ることをアフォードする」
1988年版の『The Design of Everyday Things』でのNormanの定義
「知覚できるアフォーダンス(perceived affordance)」という形で導入した
これにより「アフォーダンス=見た目から使い方がわかる性質」という解釈が広まる
しかしこれはギブソンの定義とは異なる
後に、Norman自身による修正が入った
特に2008年改訂版以降に、「アフォーダンス」と「シグニファイア」は区別すべきだと明言した
正しい整理
アフォーダンス
実際に可能な行為(物理的・機能的な性質)
シグニファイア
アフォーダンスを利用者に気づかせる手がかり