IA
Information Architecture
「情報を整理しユーザーに分かりやすく伝える・ユーザーが情報を探しやすくする」ための手法のこと
情報を分かりやすく設計する
情報アーキテクチャはUX/UIといったサイトの品質に大きく影響を与えるものなので、プロジェクト全体を俯瞰する人が設計も担い、コンセプトとぶれなく進めるのが望ましい
Webサイトを訪問したユーザーが得たい情報が確実に掲載され、かつその情報に簡単に確実にアクセスできるように設計すること。
Webサイトの目的(お問い合わせなど)を確実に達成するために、ユーザーを設定しているゴールにきちんと導くための設計
Webサイトを制作した際の、配置やコンテンツやデザインの根拠となるのがIA
なぜこのデザインにしたのか
なぜこのコンテンツを掲載しているのか
なぜこの順番で掲載しているのか
これ、良い説明だと思うmrsekut.icon
めちゃくちゃ単純化すると、「ユーザー目線のゴール」と「ビジネス目線のゴール」を明らかにして、表示することがIAの目的だろうmrsekut.icon
ユーザーが求めるものに、ユーザーが到達できるようにする
それでいて、ビジネス側の目的も達成する
visionなり、お金の話だったり、他のステークホルダーのことだったり
IAを実践するためのモデル ref 『情報アーキテクチャ 第4版』.icon p.33~
コンテンツ
今日存在しているコンテツの性質とボリュームを認識する
この先1年でどういう風に変化するのかを認識する
コンテンツの品質は担保されているのか?
コンテンツの量は十分にあるのか?
今後どれぐらいの速度でコンテンツが増えていくのか?
コンテキスト
ビジネスのゴール
そのプロダクトの存在意義
そのプロダクトは、他と何が異なるのか
ユーザーの要求
情報探索行動
どういうデバイスを使用しているのか
PC/mobile
「見つけやすさ」はどこに入るだろうか?mrsekut.icon
構造化
組織化
ラベリング
みつけやすさ
タグ付けの一貫性
ユーザーが個々に好き勝手にタグ付けできる場合に、みつけやすさが落ちていないか?
検索で見つかるのか?
「探す」ことの解像度を上げていかないといけないmrsekut.icon
何か特定の目的の対象を探している
Twitterの検索
社員の住所録を探す
割と「ユーザーの行動は予測可能で、モチベーションも合理的である」が当てはまるケースかなmrsekut.icon
「おもしろそうなもの」があるかどうかな、ぐらいで眺めている
TwitterのTL、トレンド
ユーザーは自分が欲しい物が何かを知らない
探している途中で、探す目的が変わることもある
抽象的すぎて、ふーん、としかならないが叩き台がないと何ともなのでとりあえずメモるmrsekut.icon
1 情報を収集・理解する
サイトに関わる多くの情報を集め、理解する
提供しているサービスやコンテンツ、その背景や理念、ゴール、競合、ターゲットのユーザー情報など
2 情報を分類・整理する
集めた情報をどこに配置するのかを考えるために、情報を整理する
ユーザーが求める情報が過不足なくあるか
例えば足りない情報はないのか
3 サイト構造を設計する
どのような構造になればユーザーにとって分かりやすく、情報を探しやすくなるかを考える
ユーザーば求める情報にアクセスしやすいか
4 ナビゲーションを設計する
どのナビゲーションを、どのページのどこに配置するかを設計する
ユーザーが情報を探しやすくなるための視点が重要
IAと聞いた時に想像したのここだけだったな..mrsekut.icon
解像度の低さを感じた
5 画面を設計する
ワイヤーフレームに落とし込む
コツ
「良いサイトだ」と感じるために何をどこに配置するのか考える
「ユーザー目線」よりも「良いサイトだ」のほうが自分の中で評価しやすい気がするmrsekut.icon
突き詰めたら同じ意味になりそうだけど
フレームワーク
IAとは何なのか
IAが何故必要なのか
やらないとどうなるのか
やったら何が嬉しいのか
UXの話なのか, 変更容易性の話なのか
というか、技術的な設計の話なのか
どういうツールを使うのが便利なのか
個人的にはここがかなり気になっているmrsekut.icon*10
俯瞰性と修正容易さ等々を兼ね備えたツールが必要
どうやって図示するのか
関連するならどう関連するのか
一望できてかつ、修正が容易なものであるべきだと思うmrsekut.icon
一望できるべきなのかはわからんかmrsekut.icon
ユーザー目線というのが難しい
どうにか理論に寄せられないか
理論だった、IAを構成するための手順のようなものはあるか
IAをはじめる前段階などがわかる
「IA」って誰が言い出したのか
この辺が得意そうな人のスクボプロジェクトはないのかmrsekut.icon
表紙が白熊の本(初版1998年)がIAの古典として知られていますが、いまだにそのイメージで語られ続けられるのに辟易。だからアザートン&ヘイン(2018)を監訳したのです。加えてコバート(2014)も代表的なポスト白熊本。これらがIAの新たな定番書です。 ref 界隈では白熊の本は古典