週刊文春
https://www.youtube.com/watch?v=bzD6STVEA_I
今回は週刊文春総局長の新谷学さんをお呼びして文春砲の裏側、ご自身のジャーナリスト論について語っていただきました! table:スクープ
売れる 売れない
社会的意義がない 芸能人の不倫(アンジャッシュ渡部) やらない
社会的意義がなく、売れる方が社会的意義があるが売れるものより10倍売れる
最悪想定
書かれた人が自殺する
説明できるかどうかを毎週悩んでいる
正義の味方にはならない
20万部ぐらい売れている(厳しい状況)
週刊誌は重版がない
weeklyで収益を考えているのは無理がある
「スクープで売れる時代は終わった」と先輩に言われた
企画で稼ぐ時代
しかしスクープで勝負したかった
「告発するなら文春」というブランディングで情報が集まるのが大事
スクープ勝負の専門性が強い新聞記者が年契約の業務委託契約をしている
契約の方が多い
ネタをとってきたやつが記事を書く
スクープは金がかかりリスクが大きい
ボツになることもある
大手メディアは貧して鈍している
時の政権と対峙するのは経営陣はやりたくない
Q. 田原総一朗はテレ東時代に逮捕されて褒め羅れたが だんだん変わっている
「そもそも月刊『文藝春秋』は、作家・菊池寛がおよそ100年前に創刊した雑誌で、社のスタートもその時です。原点にあるのは人間への飽くなき興味です。『週刊文春』もそのDNAを受け継いでおり、人間のどうしようもない部分…性(さが)とか本能、カルマみたいなものも含めて、肯定的に捉えているんです。人間って浅ましいし愚かだけど、そこが面白い。“ビバ!人間”讃歌が根底にあるんです。ちなみに“ビバ!人間”は一橋ビジネススクール教授の楠木建さんの受け売りです」。 週刊誌の強みは噂の段階から追及していくことである。
そのために勇み足も多くなり、告訴されることも多い
新聞やテレビは、事件化し、警察などが発表しないと書かない。
文春には、持ち込まれたスキャンダルの真偽を見分ける編集者や、そのネタをもとに、裏を取り、ファクトを積み重ね、ものにする取材力のある記者がいるからできることは間違いない。