森友学園問題
撤回している
岸田氏は森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざんに関し、7日に「再調査は考えていない」と表明した。森友問題で批判を浴びた安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相への配慮ではないかとの質問が出ているが、この点について8日の会見では質問は出なかった。
――学校法人「森友学園」「加計学園」を巡る問題への対応には批判があります。
「政権に何の違法行為もなかったのは明らかだ。ただ政権運営にあたって疑いをかけられないよう注意すべきだった。お金をもらって何か便宜を図ったことは全くないのは最初から明らかだったが、なかったことをないと説明するのは難しい」
「公文書改ざん問題もあったが、私自身に関わる違法行為はなかったと明らかになっている」
森友学園をめぐる一連の問題で決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した男性の上司が国有地の値引き売却や改ざんの経緯について男性の妻に説明した音声データを妻の弁護士が報道機関に公開しました。その内容の詳細です。
報道機関に公開された音声データは去年3月、赤木俊夫さんの自宅を一周忌の弔問に訪れた近畿財務局の直属の上司が雅子さんに話した内容を録音したものです。