表現の自由が特に念頭に置いているのは政治的表現の自由
憲法で表現の自由を学んでいると
公務員に対する表現
なんかはかなり厳格に守られている
他方で商売←関連するものは比較的守られない
表現の自由は、他の自由に比べてもさらに強い自由だと考えられている
しかも、自由権は強い人権(cf. 社会権は抽象的権利なので裁判規範性がない)
表現の自由を特に守るべき根拠は
思想の自由市場が重要で、これを守るべきだから
どんな思想が正しいのか、最初からわからないから、時の試練に任せるしかない
いろんな思想を取らせて、1番強いのが真実に近いんじゃないかと考える
素朴な発想基素.icon
(自己実現の価値を有する)
これは、その他の人権にも共通するので特徴づける理由にはならない
自己統治の価値を有するから
=政治的意思決定に関与する
ここでも政治が出てくる
萎縮効果が生じやすい
=公権力による規制が顕在化しない
逮捕されるということはそこに問題があることがわかる(逮捕するのはそもそもいいことじゃないという議論ができる)のでいいことなんだな基素.icon
というわけで、公権力批判なんかが主に念頭におかれている
商売になると
広告は思想の自由市場にでなくてもある程度はっきり結果がわかるので守る必要性が薄れる
商売人はへこたれないので、萎縮効果が生じづらいと考えられている
逆に言えば、公権力批判なんか金にならないと考えられてるってこと?
これはこれで違う気もする。正、社会不満が広がっているときに限る。
通常の漫画なんかは、政治的意思決定に関係がなくなるから、自己統治の価値がないだろう
基素.iconは創作に関して、表現の自由が大事だとずっと思ってきたが、憲法を学んでみるとそこはあまり重要視されない。少なくとも司法試験予備試験の範囲では大した論点として扱われていない。
むしろ「しょうもな」と自分の中では思っている、(脊髄反射的な)政権に対する批判を守る方にすごく使えるロジック