菅内閣臨時国会見送り
自民党総裁選が近い
立憲民主党の安住淳国対委員長は26日、国会内で自民党の森山裕国対委員長と会談し、9月7~16日に臨時国会を開き、コロナ対策の予備費を積み増すための2021年度補正予算を成立させるよう求めた。
立憲など野党4党は7月16日、憲法53条に基づき、臨時国会の召集を求める要求書を衆院に提出した。同条には「内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない」とある。
さらに、安住氏は8月26日、「コロナ対策の予備費を積み増す補正予算を通すため」という野党としては異例の提案で、臨時国会を9月7~16日に開くよう要求した。