現物先物合計
基素.icon現物で売ったり買ったりすると、両方が現物先物合計の現物にカウントされる?例えば1億円売って2億円買ったら、現物先物の現物は3億円になる?
GPT-4o.iconはい
現物先物合計は、現物取引と先物取引のそれぞれの合計を示します。
現物取引では売買の総額が計上され、
先物取引ではポジションの価値変動(プラスまたはマイナス)が計上されます。 先物取引は通常、証拠金(マージン)を使って行われます。つまり、全額を支払わずに取引を開始できます。
先物取引では、契約が満期に達するまで売買が完了しないため、未決済ポジションが存在します
現物および先物の数値には、ポジションの開始とクローズの両方の影響が含まれています。
例:2024年3月第2週のデータ
現物:-875億円
先物:-5,964億円
合計:-6,839億円
シナリオ
先物ポジションの設定:2024年2月末に、個人投資家Aが日経平均先物を1契約1億円で購入したとします。
市場価格の変動: 2024年3月第2週に、日経平均先物の市場価格が8000万円に下落しました。
ポジションのクローズ:2024年3月第2週に、投資家Aがこのポジションをクローズ(売却)しました。
1契約の損失:2000万円
仮に5,964契約分のポジションをクローズしたとすると:
総損失:2000万円 × 5,964契約 = 119,280億円
実際の損失額は価格変動による差額に契約数を掛けたもの
少額資金で大きな取引をしている
このようにして、既存の先物ポジションをクローズすることにより損失が発生し、その損失が先物の数値に反映されます。この場合、-5,964億円の先物の数値は多くのポジションのクローズによる累積損失を示していると考えられます。
先物取引がマイナスになったりプラスになったりする理由は、取引の性質上、価格変動や証拠金の変動によるものです。これに対して、現物取引は売買の総額がそのまま計上されるため、単純に合算されます。