法はツール
from リスクゼロの罠
企業のイノベーションに必要な「法の共創」とは? | VISUAL SHIFT|ビジュアルシフト
国会が可決してつくるのが「法律」
ここに自治体がつくる条例を加えて「法令」と呼びます
この二つは“書かれた法”で、強い強制力があり、従わなければ罰則もあり得ます。
成文法
法令に隣接している「契約」は、当事者同士の1対1の合意によって交わされる約束事ですが、ひとたび契約を交わした者の間では法令の助けを得て、強い強制力を持ちます。
ただ、契約する者同士が合意すれば、そのデザインは自由。
契約自由の原則
業界団体のような集合体が取り決めた決まりごとである「ガイドライン」というものもあります。
アーキテクチャ(構造)
わかりやすい例はアクセスコントロールで、たとえばYouTubeやTwitterに投稿するためには、規約に同意したうえでアカウントを取得する必要があり、違反した場合はアカウントが凍結されることもあります。そのサービスを使うためには、規約(契約)などの強制的なルールの中に入っていくしかない、という構造です。
カルチャー(文化)
世の中になんとなく流れる空気や価値観に近いもの。SNSが発展し、ネットの世論が強くなると、そこに流れるカルチャーが、法令や契約よりも強いツールになることもあります。
暗黙のルール
アーキテクチャとカルチャーは法令や契約よりも強い力を持つ法的ツールとなりうる
基素.icon
法律は歴史
立法の背景に問題あり
立法過程自体が問題の場合もある