数学を学ぶモチベーション
私は学習にはモチベーションが最も大事だとおもっている。モチベーションが生まれれば、苦手だろうがなんだろうが付き合っていくことができるからだ。この記事のテーマは数学を学ぶことだ。
数学を学ぶモチベーションってなんだろう?
個人的な話から始める。いろいろなところで数学は役に立つのだが、自分が高校生の時には学ぶモチベーションがうまれなかった。自分は、大学入学後に数学を必要とする応用分野に出会ってから真面目に学び始めた。 余談だが、教育実習に行った際に教科書を読み直した際にも、自分が高校に戻ってこの教科書を読んでも面白さを感じないだろうなと思った。
この点については歴史などの教科でもそうである。学校教育は多くの範囲を少ない時間で教えなければならないカリキュラムの問題や、生徒や先生の力量の問題などがあり(実際にそういうこともあるということだが、個人に責任を押し付けるのは問題を解決しないのでよくないことは断っておく)「興味を持つための要素」を入れることが難しい
純粋に数学の理論を勉強することには敬意をはらっているが、ほとんどの人は純粋な数学の研究をするわけではなく、現実的な問題を解くような工学的な応用の方が使うので、そういったモチベーションの比率がもっと高いのが自然なのではないか?と思っている。
しかし、学校教育でそのようなモチベーションを与えられた記憶はない(記憶がないだけな可能性はある)。この前提をなんとかしたい。人生は大学受験より後の方が長いし、やりたいことがはっきりしている方がどの時代においても楽しく生きれると思う。
とはいえ学校教育を変えるのは難しすぎて手に余る。自分にできることとして、数学を学ぶモチベーションをここにずらずらと書いておくことにする。
以下の例出てくる数学そのものは大学1-2年レベルの数学であり、中高生レベルの知識で理解するのは難しいかもしれないが、それは問題ない。それを理解するためには今やっていることが重要なんだなーというような学びへの納得感が得られれば嬉しい。
あるいは、学校の勉強を飛び越えてこういう分野を趣味的にやってみるのもいいかもしれない。
重要なのは、この数学をやると、自分にとって何が嬉しいのかがわかることだ。それがわかれば勉強をする気になる。なので、数学を使った身の回りものの作り方をかき集める
数学の細部がわからなくても、やっていることがなるべく視覚的に意図が理解できるような記事をかき集めることを目標にする。
目に見える例
ゲームやアニメーションの数学
https://youtu.be/GpsKrAipXm8
視覚的にどうなりたくてどんな数学を使うのかわかってかなりよい
物理的な挙動は簡単な物理モデルを使ったりする(物理モデルは数学で表される)
セガの社内勉強用資料
気持ちいい動きと三角関数
3DCGと線形代数
三角関数(スプライン補完)とアニメーション
https://youtu.be/zaNUFmhD5PM
機械学習と線形代数
プログラマのための数学シリーズ
全然プログラマ用ではないのでタイトルがミスリーディング。数学の概念を視覚的に理解させる工夫が施された良書
経済学と微分方程式
生物学と微分方程式
物理と数学
力学と常微分方程式
音声信号処理
iPhoneは「Hey, Siri、この曲は何?」で曲を当ててくれる。その基礎技術
三角関数・線形代数
電磁気学とベクトル解析
電子工作と回路方程式
書籍
食える数学