局部修正が与える悪いユーザー体験
「肛門は挿入しなければ修正が不要であり、挿入時は性器扱いで修正が必要」
修正のデメリットは確実に存在している
作り手:手間が増える
視聴者:邪魔
メリットはあまり明らかではない
最高裁(昭和58年3月8日判決)は、性器等を黒く塗りつぶして修正してある写真集であっても、その修正の範囲が狭く不十分で、現実の性交等の状況を詳細、露骨かつ具体的に伝える写真を随所に多数含み、物語性や芸術性・思想性など性的刺激を緩和させる要素が全く見当らず、全体として、もっぱら見る者の好色的興味にうつたえると認められる場合には、わいせつであるとしています。
性器が見えているということは、本来はわいせつとは直結しないのですが(「文書」も規制対象ですから)、取締りを行う側がいつの頃からか「性器が見えているかどうか」を基準にし、そのことによってモザイク処理した画像や映像が世間に氾濫し、また作り方としても、全体として非常に情緒的に作られるようになり、結果的にわいせつ性が高まっていったと思います。
モザイクがあろうが無かろうが猥褻であれば取り締まられる
自主規制団体に警察からの天下りを入れるなどして利権で融和してきた歴史がある ほとんどの組織は、自分に利益がある構造に攻撃をしない
モザイクは自主規制であり、モザイクをかけなければいけないという法律は存在しない