就職氷河期
1970年(昭和45年)から(略)1984年(昭和59年)までに生まれた世代
バブル崩壊後の就職が困難であった時期(1993年から2005年卒が該当するとされる) 有効求人倍率は1993年から2005年まで 1 を下回り、新規求人倍率は1998年に 0.9 まで下がった。また、バブル期に比べて、新卒者が困難な就職活動を強いられたため、フリーターや派遣労働といった社会保険の無い非正規雇用(プレカリアート)になる者が増加した
我が国において、1990年代の成長鈍化による影響を受けた世代(1974~83年生まれ、2018年時点で35歳以上45歳未満)は、いわゆる就職氷河期世代と呼ばれている。
新卒就業率(新卒者から進学者を除いたうち、その年に就業した者の割合)を確認すると、
大学(学部)卒業者の場合、就職氷河期の就職率が69.7%(その期間を除く1985年~2019年の平均は80.1%)と平年よりも10%ポイント以上の低下、
高等学校卒業者も、平均就職率は70.9%と平年の78.1%よりも7%ポイント程度の低下となっている(第2-2-2図)。
2024年は過去最高の98.1%