地獄への道は善意で舗装されている
https://gyazo.com/fa7a746a8b39490168654291365b4a6d
第2回十字軍を推進したクレルヴォーのベルナルドゥスが「地獄は善意や欲望で満ちている」("L'enfer est plein de bonnes volontés ou désirs") と書いた(1150年ごろ)ことが由来となっていると考えられている
この句の一般的な解釈は、
1.
悪事または悪意は善意によって隠されているものだ、というものである。あるいは、善意でなされた行為であったとしても、その実行により意図せざる結果が招かれる
2.
もう一つの意味は、個人が善意の行動を取ろうと意図していたとしても、その行動を取るのに失敗してしまう
2の例
お作法クリエイターの方は、善意で人間関係の潤滑油を提供しようとしているが、決まりが増えてかえって堅苦しくなってしまう
言い換える
v1 下手くそがルール設計をすると害
「下手くそ」は曖昧
何が下手か?「ルールが及ぼすコストの見積り」に失敗している
「下手くそ」を置換しよう
v2 ルールのコスト見積りが下手くそな人がルール設計をすると害
当たり前の句になってしまった
当たり前すぎて面白くない。記憶に残らない
もっと記憶に残る表札にしたい
良いと思ったルールが及ぼす害について思いを馳せてほしい
これは自分には見えないコストだから気付きようがないかもしれない
程度問題?