同人ゴロ
◎同人誌制作に関して自分では制作せず不当な方法を用いて利益を得る者。
×その時々に流行している作品を題材とすることを重視して愛情や敬意が全くない頒布物で金銭的利益を上げている作者やサークル。
後者はイナゴのように作物を食い荒らして去っていくことから、私の世代では「同人イナゴ」と呼ばれていました。 絵描きの視点
「お前は漫画だけ描けば俺が後は全部やってやるから」
と言ってくれる親切な人に頼る形になりました。印刷のしかたもわからないし売り方もわかりませんので私にとっては都合が良いと考えていたのです。
ゴロの行動
売上の連絡をしない
問い合わせにも言い逃れる
印刷所に支払いをしていない
手当たり次第書店におろして金を懐に入れて使い切ってしまう
作家の不備
どの印刷所で何部刷ってどの書店に何部おろしたか確認していない
「自分では制作しないが利益を得る」という点を抽象化すると、情報格差を用いたビジネスであり、これはさまざまなところでやられている。それぞれ味付けは異なるが
不動産業は利用者と不動産屋の情報格差がすごいと感じる
士業の手続き代行も手を動かす実務よりも情報を知っているかどうかでサービス提供できているものもあるだろう
どこからが悪いか、というのは一概に言えない