印刷所で同人誌を印刷するときに考えなければいけないこと
基素.iconはほぼノウハウを持っていないので、知ったことを書いていく。何も知らない人向けの資料になると思います
おそらく典型的には以下のような仕様を決める
印刷方式を決める(オフセット印刷 or オンデマンド印刷)
ページ数を決める
総ページ数は表紙4ページ + 本文偶数ページ
表紙の4ページ分をカウントし忘れるのが典型的ミス
奇数のページ数の本は存在しません(19ページしか原稿がないなら、空白のページができます)
ページ数はある程度ないとオフセット印刷はできなかったりする
「8ページのオフセット本をつくりたい」とかはできない
B5なら$ 20 + 4n、A5なら$ 20 + 8nで価格が変わる
Q. A5で24ページの本はつくれないの?
A. 印刷所次第だが、多分作れる。28ページと価格は同じになる
表紙の仕様を決める(カラー or モノクロ、紙の種類)
本文の仕様を決める(同上)
価格の決定
基本的な考え方:お金を払えばキレイな印刷ができる
印刷品質はオフセット印刷の方が高いが、100部以下の小部数であればオンデマンド印刷の方が安上がりになる
あなたの考え方によって制約は変わってくる
趣味だから全部売れても赤字でいい!という考え方か
継続的な活動のためにはある程度プラスになるようにするという考え方か
スペックが変わる
決める要素が多くて困るが、たいていの場合「基本パック」のようなものが用意されているのでそれを使えばよい。
原稿の作り方
原稿もどうやって作ればいいのかわからなくなるが、印刷所ごとに原稿データの作成についてガイドラインがあるので、その通りに作ればよい。原稿の明らかなミスは入稿後に印刷所がチェックをして、連絡をしてくれる。初心者こそ印刷所を使うべきかもしれない。
特殊紙を使いたいとか、箔押ししたいとか、口絵をカラーにしたいとかで装丁を凝りたい場合には考えることが増える
特殊な印刷をしようとすると、締め切りも早まる
しかし、そういうことを考える人はあまり素人ではない。印刷所に相談しよう。