判例の引用方法
判例は、多くの場合、以下のように引用されます(一例です)。 「大 判 大12.4.30 刑集2巻378頁」
① ② ③ ④
①裁判所名。「大」は大審院。このほか、「最大」=最高裁判所大法廷、「最一小」=最高裁判所第一小法廷 など。
②裁判種類。「判」は判決。このほか、「決」=決定、「命」=命令。
③裁判年月日。
④出典(掲載判例集の情報)。「刑集2巻378頁」は大審院刑事判例集第2巻378頁以降に掲載、の意。
判例の出典はこのように略称で記載されます。略称から正式資料名を調べる場合は、法律編集者懇話会「法律文献等の出典の表示方法外部サイトへのリンク」〔2014年版〕(pp.24-27)、リサーチ・ナビ「日本-大審院・最高裁判所判例集」等を参照ください。