事例問題
<事例問題>は、諸々の条件が定められた事例に対して法律の適用要件を当てはめて解答を導く問題ですから、法律の条文の趣旨や適用範囲、適用要件に対する正確な理解と、事例への当てはめ能力が必要になります。
このような事例問題の解答能力は、短答式の問題を解く能力と共通しますから、基本に忠実に短答式の勉強を積み重ねて短答式試験を高得点でクリアする実力を身に着けていれば、特に論文式のための勉強をしなくても合格点を取ることができます。
事例問題と解説問題の配点にも留意すると良いでしょう。
解説問題は意匠と商標で出題されていますが、事例問題の方により多くの配点がされていますから、論文式試験の中核は事例問題にあると言えるでしょう。
2008年なので全然変わってるかも