中国の経済
経済的に困っている人たち、たとえば失業している人とかの社会保障、セーフティーネットがないという問題があります。
都市部の一定の収入の人、公務員とか大手企業の人たち、国有企業の人たちは、かなり手厚い社会保障が医療にしても年金にしても提供されています。
一方で、それ以外の人たちはセーフティーネットが非常に手薄で、出稼ぎの人なんかもそうです。
そうすると、賃金の未払いとかが起きたときに訴えても解決してくれる場所がまずない。裁判所にしても、学校にしても、政府に対する不満にしても、そうした不満を解決できるシステムが実はないんです。
景気の良さが問題を隠していたが、景気が悪くなったので問題が顕在化
政府は監視強化で対応をしようとしている。しかし根本課題は経済格差やセーフティネットの欠如なので解決できない
社会システムというものに対する考え方が違う、統治というものに対する考え方が全然違う。
そして筆者の記憶の限りでは、この2007年をもって、中国がヒールの映画やドラマは、ハリウッドから消えた