ラチェット効果
Ratchet effect - Wikipedia
人間は何かが起きたら元に戻すということがやりづらい
In sociology, "Ratchet effects refer to the tendency for central controllers to base next year's targets on last year's performance, meaning that managers who expect still to be in place in the next target period have a perverse incentive not to exceed targets even if they could easily do". (Bevan and Hood 2006, p. 521)
出典
https://site.stanford.edu/sites/g/files/sbiybj8706/f/ratchet-continuum-march15.pdf
incentive理論という分野が起源らしい
例:生活レベルを上げるともとに戻しにくい
例2:規制が進む→規制されたあとはないのが普通だからその面白さを知らない人がそれを当たり前として活動→規制が進む
規制前の自由を体験した世代が退場すると、「失われたもの」を認識する主体自体が消える。規制後の状態がベースラインになり、さらなる規制が「現状からの微調整」として受容されやすくなる。
こうしてoverton windowは動いていく
各ステップが局所的には合理的に見える。「今ある害を減らそう」という議論は常に具体的な被害を指せるが、「かつてあった自由の価値」は体験していない人には抽象論にしか聞こえない。
クリエイター側が自主規制を内面化すると、法的規制がなくても事実上の検閲が成立し、それに対する抵抗運動すら生まれにくくなる
ラチェットが進むのには、「まあ時代だよね」と言う善良な人が十分な数いればいい。