メモを書き出すときにタイトルを考えたくない
タイトルは文章に対する要約
要約は十分内容を理解したあとでつけるもの
論文を書くときにAbstractも最後に書く
Aについて書こうとぼんやり思いながら書き始めたら、タイトルは「A」あるいは「AのXという性質」などになる
検索にヒットするようにキーワードを付けるか、時刻のように何も考えずにつくものをつけるか
文章を書くときには、箇条書きでこねる
書き出してすことで、周辺の知識がパズルのように埋まってきたり(脳はパターン認識が得意らしい)
似たような概念がなかったか思い出したりする
この文章はScrapboxで書いているが、たとえばAのXという性質について考えていたら Yという性質
Zという性質
も思いついて、それは箇条書きで書き出してしまう
複数のトピックについて書き出していき、関係するものをまとめる
そうするとYという性質の方が発展したり、整理しやすかったりすると、そのページは「AのYという性質」というタイトルになるだろう
これは当初適当につけた「A」や「AのXという性質」とは違うタイトルだ
タイトルからかけるのは結論が決まっている場合だけ
あるいは意味の広いタイトルにしておいても間違いはしないだろう。「A」とかね。
しかし、読み手としては主張が曖昧な文章より、はっきりした文章の方がわかりやすいだろう
タイトルを要求するメモ帳は使いづらい
「無題」「無題2」「無駄3」… みたいなタイトルが並ぶことになる
問題1 タイトルをつけなくてもかけるようになっていることもある(というかたいていそうなっている)が、タイトルが時刻とかに自動補完される。後から見返したときに意味がわからなくなる
検索すると、似たようなメモがたくさん見つかってしまう
コンピュータのOSはファイルベースで管理されていて、ソフトウェア技術者のメンタルモデルはファイルにタイトルがあるのが自然であると考えるのかもしれない
Twitterがタイトルがなかったら投稿できないデザインになっていたら、エコシステムは全く違ったものになると思う