ファイザー
ファイザー/ビオンテックのワクチンは、マイナス70度前後で管理する必要があり、保存期限は超低温の冷凍庫で最長6カ月間、一般的な冷蔵庫(2~8度)で5日間。
ファイザーは、ドライアイスを使ってマイナス70度前後でワクチンを管理できる輸送用の保冷箱を開発しており、ドライアイスを補充することで15日間、一時的にワクチンを保管することができるとしています。
比較
モデルナのワクチンは、マイナス20度で最大6カ月間保存でき、一般的な冷蔵庫でも30日間保存することが可能です。 アストラゼネカのワクチン(引用者注:AZD1222?)は普通の冷蔵庫で少なくとも6カ月間保存が可能。超低温での輸送・管理には特別な設備が必要で、特に貧困国に供給する上でネックになる可能性があり、グローバルなアクセスを考えるとアストラゼネカのワクチンが有利です。 このワクチンはコードネーム BNT162b2, 一般名は Tozinameran, また商品名は Comirnaty と呼ばれています ワクチンの作り方
プリンターでDNA分子を作る
ワクチンは30μgのRNAと人の細胞に導入する脂質膜からなる 生命のコードは A, C, G, U/T の4種類の文字からなります。これらの文字は「ヌクレオチド」「ヌクレオシド」「塩基」などと呼びます。 生命では3個のヌクレオチドを「コドン」と呼び、これが処理の単位になります。DNA は1文字あたり2ビットなので、2⁶=64 通りのコドンが存在します。