テキサス洪水
https://www.youtube.com/watch?v=fg3G9mKYFAI
テキサスでクソみたいな洪水が起きて、大勢が死んだ。子供もだ。
役人どもは口を揃えてこう抜かす。「今は悲劇を政治利用すべき時ではない」。今やらんでいつやるんだ。
連中(特にテキサスを牛耳る右派の石頭ども)が反省なんざするわけねーだろ。メディアだって、どうせ数日もすりゃ「ゾーラン・マムダニの大学願書」みてえなクソどうでもいいニュースに飛びついて、洪水の事なんざ忘れちまう。だから、奴らのケツに火がついてる今こそ、責任を問い詰めなきゃならんのだ。
連中の偽善は反吐が出るレベルだ
自分たちの政策のせいで人が死んだ可能性を指摘されると「政治化するな!」と逆ギレする
同じ口で、トランプはバイデン政権の災害対応にデマを飛ばして攻撃してたじゃねえか。笑わせるぜ。
今回の悲劇の原因は分かりきってる
国家気象局は給料をケチられて人手不足。予報は正確でも、それを地元に伝える「警告調整官」のポストは、DOGEで担当者が辞めてから空席のまま。宝の持ち腐れ。
地元自治体も輪をかけてひどい。何年も前から「警報サイレンをつけろ」と勧告されてたのに、「増税はいやでちゅ」で拒否。結局、カネをケチったせいで人が死んだ。ただそれだけの話だ。
で、この問題の根っこはどこにあるか? 1980年のRonald Reaganまで遡る。「政府は問題であって、解決策ではない」とかいう、あのクソみたいなイデオロギーだよ。あれ以来、アメリカの政治家は、政府をこき下ろし、その機能を骨抜きにすることに快感を覚えてきた。 もちろん、社会保障費みたいなデカい歳出は、高齢化と医療費高騰で増え続けてる。だが、それ以外の、社会のインフラを維持するためのカネ(非国防裁量的経費)は、GDP比で見りゃだだ下がりだ。今の政府なんざ、クリップと輪ゴムでなんとか形を保ってるガラクタみてえなもんよ。
そこにイーロン・マスクみてえなアホがやってきて、(DOGEで)「無駄を削る!」とか言ってチェーンソーを振り回せばどうなるか? 脂肪どころか、気象予報や医薬品承認といった社会の筋肉までズタズタになる。政府の無駄を削ろうとした結果、政府が実はカネが足りてないことを証明しちまった。 気候変動が特定の災害の「原因」だと断定できないのと同じで、緊縮財政が今回の洪水を「引き起こした」とは言えないかもしれん。だがな、リスクを爆上げさせてるのは火を見るより明らかだ。保険屋ですら認めてるこの事実を、政治家だけが知らんぷりしてる。
だから、このテキサスの悲劇は、徹底的に政治問題として語られなきゃならんのだ。これは、「反政府」を唱え続けた結果、お前らの足元がどうなるかっていう、実にわかりやすい教訓なんだからな。