DOGE
Dogeコイン
その後これに引っ掛けて政府効率化省が設立された
問題点
Trumpは、連邦政府支出に関する強大な権限を、正当な根拠のない人物に一時的に与えた
政府の活動内容や支出の目的を明らかに全く理解していない人物=Elonにその権限を与えた
Jun 11, 2025 If You Lie With DOGE You Get Fleeced - Paul Krugman
イーロンが政権を去った原因?
What led to the Trump, Elon Musk feud and eventual blowup - The Washington Post
Scott Bessent.iconお前、無駄削減できるって言ったのに何も出てこなかったじゃん。詐欺じゃん
Paul Krugman.iconまーベッセントはこんなに正直に言わんだろうね
Elon Musk.icon(タックル)
Scott Bessent.icon(パンチ)
Donald Trump.icon‘This is too much,’” Bannon was quoted as saying, indicating that the brawl led to Musk’s departure from the White House at the end of May.
Paul Krugman.icon実際の米政府は、意外と効率的で真面目に働く職員が多い(民間より給料安いのに)
マスクのような外様が「お前ら無能」って切り捨てたら、優秀な人ほど戻ってこない
トランプ政権は誰もDOGEを完全な失敗だとは認めない(彼らは間違いを認めない)が、明らかにDOGEを解消する取り組みをしている
Trump administration scrambles to rehire fired federal employees - The Washington Post
DOGE influence wanes as Elon Musk leaves, feuds with President Donald Trump - The Washington Post
アメリカはマスクの詐欺のツケを、これから何年も払う羽目になる
目標だった歳出削減なんてどこにもなし。むしろ費用増
「無駄を削る」とか言って科学研究、医療、環境予算などNDD(非防衛裁量支出)をバッサリカット
人員削減で重要業務が崩壊(例:気象予報、薬の承認)
テック系素人官僚(Muskenjugend)が部署をメチャクチャにし、追い出されたあと戻ってきたU.S. Institute for Peaceの職員が見たものは、ゴキブリとネズミとマリファナとビールの空き缶
Elon Musk’s Doge army ‘left Washington office littered with marijuana and cockroaches’
そんなことある?基素.icon
To repeat the old line, the federal government is basically an insurance company with an army.
連邦政府は軍隊を持つ保険会社
マスクは一応社会保障を削ろうとしたが、それ以外の取り組みは全部NDD。でもNDDはGDP比で歴史的に低かったった(3%ちょっと)。主要な使い道を見ても明らかな無駄は目立っていない。
じゃあ最初から失敗するじゃん基素.icon
Paul Krugman.icon"anyone who knew anything about how the federal government spends its money knew that DOGE would fail."(そうだよ)
マスクは「insacne spending」とか「pork」とかいうけど、そんなに莫大な無駄遣いが行われているなら、なんで比類なき権力とアクセスをもらって数ヶ月チェックしたのに突き止められないの?つまり、そんなものはないということ。マスクはその不都合な真実を受け止めることができない
https://paulkrugman.substack.com/p/muskenfreude
大組織にはどこにでも無駄や詐欺がある。しかし連邦政府に膨大な額の無駄があるという主張は嘘っぱち
Jun 05, 2025 Elon Musk is a Disgusting Abomination - Paul Krugman
実際に起こったのは、政治のことを何一つ知らない成金が「無駄と不正をなくせば予算6兆ドルのうち2兆ドルは削れる」とか抜かして乗り込んできたってだけ。明らかに無理ゲー。でもマスクは自分の間違いを認めるとか、学ぶという発想が根本的にない。ホラ話を延々と繰り返す。「死んだ人間が何百万も社会保障を受けてる」って主張とかね。
マスク氏、連邦支出2兆ドル削減の目標後退-選挙公約の修正相次ぐ - Bloomberg
社会保障局は死人に年金を給付している── 米国版「消えた年金」問題をイーロン・マスクのDOGEが暴露?|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
マスクが率いる「DOGE(自称・行政改革部門)」は、トランプ政権時代から好き勝手やってきたが、その「成果報告」はどんどんしょぼくなってる。書類の中身もひどいもんで、同じ契約キャンセルを3回書いてたり、800万ドルの節約を「80億」と水増ししたり
A look at the misleading and incorrect claims on DOGE’s ‘wall of receipts’ | PBS News
マスク氏の米効率化省「DOGE」、節約主張も数字は間違いだらけ:日経ビジネス電子版
しかもDOGEは「ムスケンユーゲント(マスク青年団)」と呼ばれる、ド素人の若造を役所に送り込んで大混乱を引き起こした。重要な職員を事情も知らず即クビ。残った職員も、自分の存在意義を証明するための無駄作業に追われ、本来の仕事が手につかない。そりゃ士気も下がるし、効率も落ちる。結果として、DOGEは財政赤字をむしろ拡大させた可能性が高い。
唯一まともに削ったのが「対外援助」。予算全体の中では端金なのに、ほぼ全廃したせいで人道的被害は甚大。すでに何千人も死に、これからももっと死ぬ。これは全部マスクの罪。
2025/5/29 イーロン・マスク氏、DOGEでの政府業務を辞めるとXに投稿(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース
「DOGEは真面目な取り組みではない」。政府の合理化を支援する財政保守派シンクタンク、マンハッタン研究所のフェローであるジェシカ・リードル氏は述べた。DOGEによるこれまでの節約額は50億ドル(約7147億円)に過ぎないと推定しており、最終的には節約額を上回るコストがかかるだろうと考えている。
2025年4月25日 アングル:マスク氏率いた米政府効率化省「DOGE」、混乱の100日間 功績は不明 | ロイター
2025/3/9 DOGE主導の「カード限度額1ドル」が、米国政府機関を機能不全に追い込んでいる(1/3ページ) - 産経ニュース/
@fladdict: 自分たちで絶対やりたくない実証実験。上手くいったら革命、失敗したら大惨事
reading… イーロン・マスク率いるDOGEが6000万行ものCOBOLコードを含む社会保障局のシステムをコード生成AIでわずか数カ月の内に移行させようとしており危険性が指摘されている https://gigazine.net/news/20250401-doge-plans-to-rebuild-ssa-cobol-database/
https://youtu.be/kxepQxGicq0?t=1712&si=DOzoJ3ejkQ06m1W2
小さなひどいことを喧伝し、重要なことから目をそらせる
やってる感を見せたい
USAIDは予算の1%
批判
Repost: The Fraudulence of “Waste, Fraud and Abuse”
「無駄・詐欺・乱用を削れば予算が削減できる」という主張は誤り
「政府の無駄をなくせば予算が浮く」という主張は現実を見ていない
MuskとVivek Ramaswamyの主張は無知で危険
1. 歴史的前例(Grace Commission)
1980年代、レーガン政権は民間感覚で無駄を排除するとしてビジネスマン主導の委員会を設置。
結果は失敗。多くの時間と人手をかけたが実質的成果なし。
https://en.wikipedia.org/wiki/Grace_Commission
グレース委員会は政府の無駄排除を目指したが、提案の多くは実行されず、期待された財政改善効果も限定的だった
実行されたのは「効率化」だけで、「抜本改革」は無視された
委員会は勧告を実行すれば3年間で4,240億ドル、2000年には年間1.9兆ドルの節約が可能と主張
→ 議会予算局(CBO)と会計検査院(GAO)は、90%の提案を分析した結果、効果は最大で980億ドルと評価した。
改革なしの場合は国債が13兆ドルに達すると予測。改革すれば2.5兆ドルに抑制できるとした。
実際には国債は2000年に5.6兆ドル、2010年に13兆ドルへ増加。
所得税の2/3が無駄や未徴収で消え、残りの全額も債務利子や移転支出で消えるため、政府サービスには使われていないと指摘。
→ 地下経済(闇取引、現金商売、脱税など)は制度的な改革だけでは対処困難。
2. 政府支出の性質
大部分の政府支出は国民が望むサービス提供のためのもの(例:医療、年金)。
企業経営と政府運営は目的も手法も異なる。
3. DOGE(MuskとRamaswamyによる組織)への批判
トランプ政権下で再び「無駄・詐欺・乱用」削減をうたうが、内容が稚拙。
外国援助費など予算に占める割合が小さいものに焦点を当てる“的外れ”。
4. 雇用と人件費の誤解
連邦職員数は1950年代からあまり増えておらず、給与費も全体の中で小さい。
多くの公務員は州・地方の教育・医療・治安分野に集中している。
5. 医療制度の誤解
米国の医療費が高い主因は公的ではなく民間保険の非効率性。
政府運営のMedicareは効率的だが、民間企業を通したMedicare Advantageが浪費や過剰請求の温床に。
6. 政治的現実
単一支払者制度(サンダース案)は理想だが現実的でなかった。
オバマケアの拡充が現実路線での改善だった。
7. 結論
DOGEは「道化劇」であり、深刻な影響力はないかもしれないが、真剣に受け止める必要はない。
本質的な課題には無関心で、単なるポーズの可能性が高い。