インクジェット
インクジェットプリンターの方式
コンティニュアス型
https://gyazo.com/90bfce8c3d87e103bb72247d29b7d3cc
ポンプによってノズルから連続的に押し出されたインクは超音波発振器によって微小な液滴になる。インク滴は電極によって電荷が加えられ、印字の必要に応じて偏向電極で軌道を曲げられて紙面の印字面に到達する。
印刷していないときもインクは常に連続的に噴射されているのでコンティニュアス型
メリット
高速
デメリット
構造が大がかりで小型化が難しく、マルチヘッド化も困難であるなどの欠点から家庭用のプリンターとしては使用されておらず工業用のマーカー(生産ラインで部品に製造番号などを記入する)として利用されている
オンデマンド型(現在実用されているものの中でも小型プリンター用として主流)
インクがオンデマンドに吐出される(コンティニュアス型と対比した名前)
方式は2つ
ピエゾ方式
https://gyazo.com/f517611afce4a45acc510c2ca49f4a77
ピエゾ素子をインクの詰まった微細管に取り付け、このピエゾ素子に電圧を加えて変形させることでインクを管外へと吐出させる
サーマル方式
https://gyazo.com/67a453262e92eea5252d959c2bcdcadd
加熱により管内のインクに気泡を発生させてインクを噴射する方式
メリデメは一長一短(Wikipedia参照)
インクジェットのプリンターでグレースケールを出力すると、精度が高すぎるため目が大変細かくプリントされてしまい、薄いところは飛び、濃いところは真っ黒に潰れてしまいます。
また同人誌の本文印刷は、白か黒で書かれた原稿しか読みとりができないのですが、インクジェットの場合は白と黒の中間色のグレーをプリントしてしまいます。これもまた飛びや潰れの原因になっています。