アファーマティブアクションの禁止(アメリカ最高裁)
@kmaeshima: 今回の裁判が決定的だったのが、原告の保守団体が「入学選抜の際、黒人などの優遇は白人だけでなくアジア系も差別している」とアジア系を使って主張した点。「少数派を守る制度が別の少数派の権利を侵害」という主張で最高裁を揺さぶりました。 @kmaeshima: この原告は「Students for Fair Admissions」と、とりあえず志願者も含んでいるようですが、基本的には様々な保守争点を主張してきた保守派のEdward Blumの団体。Blumは投票の際の人種少数派権利を守ってきた65年投票法を骨抜きにした「シェルビー郡対ホルダー」訴訟の仕掛け人。 @kmaeshima: 導入時から「逆差別」という声は常に出ていましたが、「公平性(equirty)」を進めるための政策としては広く包摂されてきた制度です。「逆差別」の声を法的に認めたことになるのは、日本を含む他の国での議論にも影響が出てくるかと思います。長年の制度の終わりは、一つの時代の終わりでもあります。 @kmaeshima: 保守派の法曹団体のフェデラリストソサエティの台頭に代表されるように、近年司法の場での保守の運動が極めて巧妙になっています。それが今回判決でもみえます。公民権運動の時代にはリベラル派が司法による裁定に持ち込むことで様々な権利が拡大してきました。今はその逆。 アメリカ最高裁は現在保守派が6人、リベラル派3人
リベラル派のルース・ベイダー・ギンズバーグ判事が18日にがんのため87歳で亡くなって以降、トランプ氏は後任の人選を進めていた。
アメリカの大学はデフォルトで白人優遇なので、元に戻す=白人優遇に戻すということという指摘
黒人コミュニティで育っている時点でかなりハンデ
親がいない、刑務所に入っている
夏休みに何を経験できるのかは経済に大きく差が出る
ルールが公平に見えてもカルチャーが全く公平ではない