ものまね師の社会的評価はものまね元に公認されたかどうかで変化しない(東京地裁)
ものまねする人の社会的評価は公認されたかどうかで変化しない(東京地裁)
ロック歌手・矢沢永吉の名前を無断で利用したとして、矢沢の所属事務所より1000万円の損害賠償を求められていたモノマネタレント・石山龍大が11日(金)夜、東京・六本木で会見を行い、予定より1日早く昨日10日に矢沢永吉及び矢沢の所属事務所を正式に逆提訴したことを発表した。
石山がホームページ上に「矢沢永吉が唯一認めたものまねタレント」と書き込んだことについて、矢沢側が「全くの事実無根」と否定したことが、石山の社会的評価の低下につながるかどうかが争点となっていた
斉木裁判長は「一般視聴者は、ものまねタレントが本人の承諾を得ているかどうかではなく、芸が本人に似ているか、いかに面白いかを評価している。本人が『唯一認めた』か否かでは左右されない」と述べた。