ざっくりわかるファイナンス
2007
はじめに
第1章 会計とファイナンスはどう違う?
キャッシュと利益/「過去」か「未来」か
「現金商売が強い」といわれる理由
「融資」も「預金」も「投資」である
「無借金経営」は債権者の発想
株主と債権者のマインドの違い
経営者の役割とは? ほか
第2章 ファイナンス、基本のキ
三つの意思決定に関わること
利益重視の落とし穴
会計からファイナンスへ
リターン=利回り=収益率
欧米に経常利益の概念がない理由
投資家の信頼を得るには ほか
第3章 明日の1万円より今日の1万円?お金の時間価値
お金の価値は、そのお金をいつ受け取るかで変わる
成長型永久債の現在価値 ほか
第4章 会社の値段
事業価値と非事業価値
運転資金の増加分
株価が高すぎるときは…… ほか
第5章 投資の判断基準
投資判断の決定プロセス
割引率は高すぎても、低すぎてもよくない
本社機能のNVPがマイナスの理由
回収期間法
プロジェクトの数だけWACCが存在する ほか
第6章 お金の借り方・返し方
レバレッジ効果
節税効果分だけ、企業価値が高まる/負債を増やしすぎると、企業価値は低くなる/最適な資本構成とは/「負債を減らす」のはいいことか?/リスクを嫌うお金/格付けの誤解
配当のメカニズム/配当と企業価値/自社株取得/企業のライフサイクルと分配/経営者の意思決定のためのツール ほか
さいごに
参考文献/用語索引