Twitterでクリエイターがファンの援護を利用する例
利用する意図があったかは全くわからないが、結果的に利用している実際の例を考察していく
特徴
ツイートに真実(らしきことと)、言っていないがほのめかすことが混ざっている
ツイートの読み手が「ほのめかしたこと」を断定的に語り、気炎がそこかしこであがる
仮に真実がもっと納得のいくものでも8割型その気炎は訂正されない
結果、なんとなく悪印象だけ残る
なにが本当なのかはどうでもいい、何かを叩きたいという感情の発散が目的のムーブメントに見える
正確な理解でどこまで何が言えるのかを固めていく
前回も確か金曜日の夜にやっていた基素.icon
アニメは製作委員会方式をとっており、IP管理もKFPが行っているはず。 KADOKAWAはKFPに出資をしている一企業に過ぎないので、そもそもKADOKAWAに直で文句が行くのはよくわからない
前回の問題の際にも、KADOKAWAは専務クラスが動いて問題解決を試みていたので、かなり対応してると言っていいだろう
「でも問題は解決できなかったでしょ?」
彼らにも解決できる問題とできない問題がある
上記のような事情を知らずに知っている企業に文句を言っている?
知名度があると矢面になりやすい?
ツイートの言っていることを解剖する
実際のところ、たつき監督のもとのツイートには、複数のテーマが混在している。まずテーマを分解しよう。 大きく分けてテーマは2つある。
台本無断使用に見る創作への蔑視の話題
台本無断使用のお話教えてもらいましたが、台本作者さんへの言及の無さに創作への蔑視が見えて…うーん…
けものフレンズの脚本費と脚本印税未払いの話題
同じ文字まわりで脚本費全話と脚本印税いまだ1円もお支払いいただけてないんですよね。けもの。しんどいので忘れるようにしてたんですが、やっぱりこういうのも声をあげた方がいいのかなー…
Twitterのツイートは全て不確定要素の塊
労働環境の告発の例も枚挙にいとまがないぐらいあるので、どこまで信じればいいのか?はこの件に限らず問題
現時点で我々視聴者が断定できること
けものフレンズ2のオーディションの台本無断使用問題での、台本作者への言及のなさに創作への蔑視を感じている
誰からの言及?基素.icon
KFPとなにかもめている
たつき監督は脚本費と脚本印税を受け取っていないと思っている
脚本費と脚本印税とは何か?払われるかどうかの契約は?契約があれば払われていないなら法的措置が可能。業界慣習的に口契約?NDAは結んでいない?基素.icon
たつき監督はしんどいと思っている
それ以上の発言は、KFPが過失をしたと仮定をしなければ、できない。
それは仮定であり、正しいかどうかはわからない
ネットの反応
一方、たつき氏(リスペクト集めてるクリエイター)のいうことは真実と捉える人が多いようで、憶測が断定口調で語られる。
サンプル
ねとらぼがKADOKAWAに取材申し込み中
なぜKFPではなくKADOKAWA?
「一円も入っていない」は事実誤認では?基素.icon
根拠はないが考えづらい。たつき監督は制作費未払いを主張はしていない
製作委員会方式なので版権を持っていない部分の利益は入らない
監督費と監督印税というものもあるらしい
メディアの反応
自分の経験と合わせて発露するケース
スレッドにぶら下がっている情報は、最もバズっている発言とだいぶ印象が違う
2021/11/26 削除済みなのを確認
海外へ伝播
一歩引いた意見
関係者の反応
僕が個人でお答えする立場にはありませんと言う前提で当たり前のことだけは言えるかなと思いお伝えしますと、製作委員会としてたつき監督を含んだヤオヨロズさんとの契約、発注なのでそこから先のお金の流れは我々にはなんとも言えないです。
基素.iconの意見
どっちがいい悪いかはわたしにはわからないし、きっとみんなわかっていない
わかるだけの情報が露出していないので、わかりようがない
仮に支払われていないのであれば、企業所属のたつき監督であれば企業間の契約の話なので法務を通じてクレームを入れるほうが問題解決のためにはよい
ツイートは確実にこじれさせる一手(前例あり)なので、正攻法での解決(企業間の交渉による解決)以外に狙いがある
一般的な会社は金曜夕方は店じまいしているので、対応は月曜(2018/09/17は祝日なので火曜)になる
その間に間違いなくTwitterで燃えるのは過去のたつき監督自身の経験上わかっているはずなのに実行している
仮にたつき監督が意図なく行った場合、、所属組織(たつき監督の場合はヤオヨロズ)から注意や謝罪が発生しないのは企業倫理上問題がある。ヤオヨロズの福Pは契約を重んじている(業界慣習が優先されるアニメ業界に不満を持っている)らしいので、通常ならフォローするはず。
なので、ヤオヨロズとKFPの全面対立であると基素.iconは考える
ツイートをするということは、「ファンに見せたい」ということ
これは問題を解決することもあるし、問題をややこしくすることもある
人間のフレンズが暴走する展開はもう見たし、見たくない
たつき監督は初回の発言でおおくのファンを動かした(KFPにヘイトがたまった)以後、特その件についてに発言はしていない。喧嘩のやり方と捉えることもできる。
相手が知名度を持たクリエイターである限り、ファンの世論を掴むための勝ち筋はKFPは持っていない。
裁判のような第三者の公正っぽいお墨付きが出たとしても、おそらく鎮火しない(また理由をつけて燃える。根回ししているとか)
KFP側は勝っても得るものものが少ない
毀損したブランドイメージは戻ってこない
他の作家の危機感を煽ってしまう
守秘義務というものがあるのでKFP側が契約内容を独断で明かすことはないだろう
守秘義務というものがあるというのは働かない層には理解できないと思う
働いている人でも理解していない人いるし
裁判にならないと出ないはず
そして前述の理由で裁判にすることはないはず
なので我々には一生わからないはず
営業とかやりづらくなるだろうし新規のフリーの人に仕事発注するときとかにも説明するフェーズが増えるだろうし担当者に同情する
知名度が低いけど確実に仕事をしている99%以上の人に同情の念を禁じ得ない。スタッフロールやそこに乗らない沢山の人が仕事をしている