OpenGL
1992〜
GPU内部の動作を細かく記述することができる独自の言語GLSL(OpenGL Shading Language)を規定しており、開発者が独自のプログラマブルシェーダを作成して対応GPUに転送することで様々な表現を行うことができる。 OpenGLは単にAPIを規定した"仕様"であり、実際の処理はintelとかNVIDIAとかのハードウェアベンダーが独自に実装するものである
OpenGLはラスタライズ方式のレンダリングパイプラインを実装する前提で設計されているのですが、CGの研究が進むにつれてサンプリング方式のレンダリング手法や既存のパイプラインの枠に収まらない計算手法が登場し始めました。 加えて、GPUがシミュレーションやDeep LearningなどCG以外の目的で使われるようになったことで、GPUのハードウェア設計が多様化し、OpenGLの仕様ではハードウェア性能を限界まで引き出すことができなくなってきました。 つまりOpenGLの規格がレガシー化しつつあるわけです。 これを受けて近年ではVulkanという新しいグラフィックAPIの策定・普及が進んでいます。