LUN
「SCSI コマンド」というディスクドライブ接続インタフェース規格の論理層で使われる、ディスクの論理識別番号です
SCSI 規格に替わるものとして今の主流は SAS や SATA、USB、ファイバチャネル、Ethernet(FCoE や iSCSI)が使われていますが、これらの論理層は今も変わらずSCSIコマンドが使われています 大容量ボリューム(RAIDグループの仮想ディスクやストレージプール等)を論理的に分割するときには LUN が使われます。
大容量ボリュームをそのまま利用すると、1つの SP (Storage Processor , 製品によってはコントローラとも呼ぶ)が処理を行うため、負荷分散が行えず非効率です。
LUNごとにコントローラが処理をする
LUN で分割することによって、マルチパスによる負荷分散を行わせることができます。