IPv4とIPv6を共存させる技術
IPv6にしたいな〜と気軽に思ったら、ルーターや回線の対応が意味不明すぎて死んだので(ルーターは好きなのを使いたい)まとめた
共存させる理由
従来IPv4が使われてきた。我々が見ているウェブサイトもIPv4に対応している
IPv4が枯渇したのでIPv6に移行しつつある
しかしウェブサイトがIPv4に対応していないことがまだ全然ある
このため、IPv4とIPv6のどっちも使える必要がある
共存させる技術には3つある
デュアルスタック
単一機器にIPv4とIPv6という仕様の異なるプロトコルスタックを共存させる仕組み
デュアルスタックに対応している機器は、IPv4アドレスとIPv6アドレスの両方を持っています。
現在ではほとんどの機器が、デュアルスタック対応になりました。
しかしデュアルスタック対応機器はIPv4とIPv62つのプロトコルを使うため、負荷が多くかかりがちというデメリットがあります。
2015 https://www.atmarkit.co.jp/ait/spv/1502/12/news023.html
トンネリングであるIPv4 over IPv6でも「デュアルスタック」という表現を使って宣伝しているところがあってややこしい
トンネリング
IPv4ネットワーク上でIPv6パケットをルーティングする
IPv4 over IPv6はトンネリングを使っている
代表的な例
6to4(RFC 3056)
Intra-Site Automatic Tunnel Addressing Protocol(ISATAP)(RFC 4214(Experimental))
MAP-E
DS-Lite
デュアルスタック、トンネリング、NAT――IPv6とIPv4の共存方法:CCENT/CCNA 試験対策 2015年版(8)(1/2 ページ) - @IT
https://gyazo.com/86236e423cdefbd597b596dd80cf7fe3 https://ascii.jp/elem/000/004/028/4028566/3/
トランスレータ
IPv6からIPv4の通信や、IPv4からIPv6への通信を行うには、IPv6とIPv4の間を取り持つトランスレータが必要になります。 トランスレータは、通信元や通信先がIPv6、IPv4の差異を意識しなくてすむ仕組みを提供します。
代表的なトランスレータを実装する技術
1)Proxy方式
Proxy方式は、IPv4で利用されるProxyと同様に、アプリケーション毎に送信元の代理となって送信先へ通信を行う方式です。
2)NAT-PT方式
NAT-PT方式は、プロトコルのアドレスやポート番号を変換し、IPv4、IPv6間を相互に通信する方式です。
(3)TCP Relay方式
TCP Relay方式はトランスポート層で、セッションを横取りしてTCPやUDPプロトコル間の通信を行う方式です。
インターネット10分講座:IPv4/IPv6共存技術 - JPNIC
実際にどのプロバイダが何を提供しているのか?
光回線事業者とIPv6 IPoE接続のまとめ | 8vividが詳しい
https://gyazo.com/512cdafd34dfe27d03f814cfbdf1e1db