F値
自分の雑な理解
光の当たる面積を扱うための指標
table:_
光の当たる面積S 1 1/2 1/4 1/8 1/16 ...
半径r(1を基準) 1 1/√2 1/√4 (1/2) 1/√8 1/√16 (1/4) ...
F値(半径の逆数) 1 1.4 2 2.8 4 ...
定義を眺める
有効口径とは、レンズの光軸上無限遠の位置にある点光源を想定したときに、その点光源からレンズへ入射する平行光線の光束の直径のことである
単純な事実
レンズの入射光∝(レンズの面積∝径^2)
基素.iconこれはなんでだっけ?
ここで像の面積あたりの光量を考えると
$ \frac{レンズが結ぶ像の面積}{レンズの入射光} = \frac{α(焦点距離^2)}{β(レンズ径^2)}= γ\Bigl(\frac{焦点距離}{レンズ径}\Bigr)^2
ここで$ \rm{F値}:=\frac{焦点距離}{レンズ径}と定義すると
同じ像の面積(焦点距離)に対してFが大きい/小さいレンズを使う→レンズの入射光が小さい/大きい→暗い/明るいと扱えて便利
限界
F値はレンズの明るさを示す指標として広く使われているが、レンズの透過率などの影響により、F値のみを用いて露出を正確に議論をすることはできない。
特に問題となるのは(透過率とは無関係だが)レンズが撮像面から離れるマクロ撮影の場合である。前の節の説明は無限遠の被写体の撮影が前提であるが、マクロ撮影ではその前提が大きく崩れる。レンズ面を通過する光量は同じのまま、レンズを離したことで像が大きくなっているわけであるから、一定サイズの像における光量はその分低下するという理屈である。日本の多くの(大手)メーカはマクロレンズについても通常の公称F値が示される設計としているが、ニコンはマクロレンズを実効F値が示される設計としている
https://youtu.be/cZsacO8HzIA?si=IJMfHi37KlnI19_8&t=1807