DMMのR18部門がFANZAに分離(2018年)
DMMのR18部門がFANZAに分離(2018年)
2.分社化に至った背景
DMMでは、FX・英会話・太陽光発電、3Dプリンター事業など様々な事業を展開しております。2018年には、グループ創立20年となり、企業として節目となる年を迎えるにあたり、グループ全体の企業価値の最大化を目的に、この度、成人向け事業の分社化を決定致しました。
これは上場とは関係なくブランディングかもしれない
DMMはエロを卒業します。ただし、俺は新会社の株主だし、DMMの上場も考えてないよ。
私のことはエロで嫌いでも、DMMのことは嫌いにならないでください〜!
冨田:「スタートアップの戦略として、スタート時にスモールビジネスで資金を貯めるのはありですか? 会社とは別にやるべきですか?」。
亀山敬司:ぜんぜんあるんじゃない? 人の金に頼ってなくって、とりあえず自分で稼いで自分の金で事業をやっていくと、一番自由だからね。俺は上場してる会社の社長から「幸せもんですね」って言われるけど、はっきり言って上場しなくても自分でやってけることほど幸せなことはないからね。 株主総会で謝んなくていいから。ちょっとでも業績落ちると、どんなに大きい会社になっても謝んなきゃいけないからさ。人生を考えたときは、自己資金でやれるもんならやってくのが一番だ。
DMMグループの会社構成の全体像を理解していませんが、成人向け事業の分割承継会社から創出されるキャッシュをどのように取り扱うのかが気になるところです。なんだかんだで、一番のプロフィットセンターでしょうし。そちらから得られるキャッシュは、今後も本体に還流されるのでしょうか?
子会社が創出する利益額については事細かに気にしておきながら、配当政策には全く無関心というのは、高収益率の子会社を持つ会社のあるあるです。いくら子会社が設けたところで、キャッシュは吸い上げないと使うことはできません。たとえ子会社でも。連結だけで見ていると潤沢にお金があると思っていたところ、いざ使おうとしたら親会社にお金がない、なんてことになりかねません。