2024-06-01
今回の投資配分の変更においては、米国債券と金を合わせて全体の約66%まで増やしており、前月と比べて市場全体への警戒感を高めた投資配分としました。結果として、米国債券、不動産、金をおよそ三分の一ずつ保有する特徴的な投資配分となりました。
まず不動産を保有する背景としては、不動産が年初から軟調な推移となっており、概ね上昇基調を続ける株式と比較して割安感が相対的に高まっていることが挙げられます。特に米国金利が低下した際には、米国株式等の上昇幅を超えることもある不動産に対して、前月から継続して反転上昇を期待しているものと考えられます。
また足もとは、米金融政策だけでなく、中東情勢の動向等にも注意が必要な環境であることから、一般に安全資産とされる金や米国債券も相応に保有しているものと考えられます。
結果として、不動産の相対的な割安感から上昇に期待しつつも、ポートフォリオ全体として、市場全体への警戒感を一定程度高めた投資配分となっていると考えられます。
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