フェイスシールドは無意味なのでマスクをする
坂本史衣 聖路加国際病院 QIセンター感染管理室マネジャー
マスクに比べると、フェイスシールドの飛沫拡散防止効果は低そうだということが、いくつかの実験から分かってきました
現実のあらゆる場面において実験結果と同じような状況が生じるとは限りません。しかし、同様の手法で評価されたマスクの結果と比べると、フェイスシールドの飛沫拡散防止効果は弱いと言ってよいと思います。
いずれの実験でも人形を使い、一定量の液体を、一定の圧をかけて、一定の速度で飛ばして、咳をしたときに飛沫が拡散する状態を人為的に作り出して評価しています。評価の回数も限られています。
実際に人が咳、呼吸、会話をしたときに生じる飛沫については検証をしていません。人の体格や声の大きさといった個人差も勘案していません。
人と人との距離を空けられるなら、そもそもマスクもフェイスシールドも不要です。
(25) 接客業務における感染予防はどのように行えばよいでしょうか?
1 「従業員への対策」:手洗いによる手指衛生が重要です。また顔や目をむやみに手で触らないことも 大切です。マスクを着用して接客業務を行い、お客様との距離をできるだけ 2m 取るなど安全確保 対策を優先してください。
必要に応じてフェイスシールドを使用して目からの感染を予防してください。