場面697p九十六丁目のアパート
九十六丁目のアパート。翌日。
エドワード・バスト
ジャック・ギブズ
ローダ
ギブズやってくる。
エドワード、ギブズのシャツを借りる。オラトリオが完成したらしい。
冷蔵庫に入っている小切手はすべて現金化してローダにわたしてと依頼。
エドワードでかける。
小切手の中にはウェスタン・ユニオンの裏書きなしの小切手もある。
電話がかかってくる。ギブズがグリンスパンを名乗りフランス語で応対する。
レイ-X社の赤と緑のカタログに載っている在庫をすべて買いたいとのこと。
ローダもでかける。
アーノルド・ピスタカーから電話。
ギブズ、先程の件を伝える。
またエレボス映画社の赤字の処理について提案までする。
ギブズ、小説を書き続ける。
エレボス映画社の依頼で娼婦がバス(バスト)あてにくるが追い返す。
レイ-X社の在庫を買いたいとの電話再び。
それからしばらくして、ギブズはピスタカーに電話。
エレボス社の株を安値で大量の買い注文を入れれば、少数株主は大幅下落を恐れて売りにだすのであぶりだせるとアドバイス。
トマス・アイゲンに電話。
文章が一文も書けないと吐露。シュラムのタイプも見つからない。
エドワードから電話。
テープをクローリーに送ってほしいと依頼される。
ピスタカーによるとレイ-X社が政府と結んだ研究開発を担保に借金した件で、会社の株があぶないと伝える。
イーグル紡績は廃業して、跡地は野球場と高速道路になる。強引な手法で買収したので代表訴訟が起こされそう。
場面716p九十六丁目のアパート