シュラム - ウィリアム・ギャディス『JR』

シュラム

作家。

マンハッタン九十六丁目のアパートで、トマス・アイゲンとジャック・ギブズが住んでいる部屋の隣に住んでいる。

シュラム夫人は父親の再婚相手。

怒りを原動力にして生きている。

自殺未遂で入院している？目にペンを突き刺した？

父親が死ぬのをずっと待っていた。

アルデンヌでは戦車の司令官だった。

死んだ子供の写真を壁じゅうに張っていた。

みな、ベルギーで殺された子どもたち。シュラムが殺した？

エドワード・バストに時々アドバイスをしていた。

トライアングル製紙の株式が資産の大半。だが大した値打ちはない。

遺言によるとアーリントン墓地に埋葬してほしいとのこと。

戦争時、アルデンヌの戦いでボックス将軍が舞台を撤退させたせいで、シュラムと数台の戦車が孤立した。

そのせいで捕虜になった。あとで勲章は授与されたが。

首を吊って死んだことが明らかになる。