bashのカスタマイズ
エイリアス
alias 元のコマンド名='実行させたいコマンド'
エイリアスの確認はtypeコマンドを使う
type コマンド
エイリアスの削除
unalias ls
エイリアスの一時的な無効処理
/bin/ls →フルパスでコマンドをいれる
command ls →commandと打つとエイリアスではなく明示的にコマンドを実行することになる
\ls →一番よく使われる、エイリアスを無視する
bashのオプション
set コマンド
set -o オプション名 →オプションをオン
set +o オプション名 →オプションをオフ
shoptコマンド setで指定できるものとは異なる(詳しくはマニュアル参照)
shopt -s オプション名 →オプションをオン
shopt -u オプション名 →オプションをオフ
シェル変数
シェル変数は、変数名=値で設定する(=の前後にはスペースを入れないこと)
値にスペースが含まれる場合は''で囲む必要がある
設定した変数の確認は、echo $変数名で確認できる
PS1・・・プロンプト設定
PATH・・・コマンド検索パス
LANG・・・ロケール
環境変数
外部コマンド=ファイルシステム上に存在するコマンド
組み込みコマンド=シェル自体に内蔵しているコマンド
区別はtypeコマンドで分かる
code:typeコマンド
$ type set
set is a shell builtin # 組み込みコマンド
$ type cp
cp is /usr/bin/cp # 外部コマンド
先ほどのシェル変数は外部コマンドからは使えない
環境変数なら外部コマンドからも参照可能(LANGのように自動的に環境変数にも設定されるシェル変数もある)
環境変数の出力 $ printenv
exportコマンド→環境変数の設定
export シェル変数名とすると、シェル変数を環境変数に設定できる
bashの設定の保存
設定ファイルはいくつか種類がある
/etc/profile → ~/.bash_profile → ~/.bashrc の順で読まれる
/etc/profile はシステム全体で使用する設定ファイル
個人の設定は~/.bashrc に書いておけばOK(bashが起動されるたびに読まれる設定)
~/.bash_profile こちらも個人の設定ではあるがログインしたときだけ読み込まれるという違いがある
ほとんどの場合は起動のたびに設定する必要があるので~/.bashrc でいい、という理由