9. 質疑応答
情報共有が仕事の効率化と、公正明大な社会の達成に大変役立つことがわかりました。
他にも情報共有のメリットはあると思いますが、特に組織の運営に役立つメリットを教えてください。
例えば組織運営に必要な情報が一人の人の頭にしかない状態で、その人が風邪で寝込んだら組織全体が止まる。この時「風邪気味だけど休めない」となる。情報共有がしてあれば休んで風邪を治すことに専念できる。
初めに思い浮かぶのはホリエモンですね。人に電話をかける奴はバカ、新幹線の座席を倒すときに声をかけてくる奴はバカ、他人の時間を奪うな、などの発言が有名です。まさに礼儀2.0です。そんなにイライラしなくてもいいのに…私は1.0でも2.0でもいいじゃない、一律2.0を押し付けるのではなく相手に合わせて1.0にしてみる、2.0にしてみる、1.5でもいいじゃないと思うのです。むしろ相手がどう来ても自分がイラッとしないメンタルを身に付けたほうが良くないですか?効率化とはとても能力が高くスマートな印象を受けますが、効率化おばけは、私はあまり好きではありません。
「他人に対してイライラしてそれを表に出してしまう」とか「他人にバカという」は礼儀1.0/2.0の議論とは別の軸じゃないかな。単に失礼な人だと思う。
先生の言う通り、メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へ、日本も転換して行くべきだと思います。
そんなことを言ったつもりはないですが...
例えば社員が業務時間中に業務に関連した勉強をすることをどう思いますか?
「会社がジョブを明確に定義していて、社員はそのジョブに時間を使い、その対価を会社から受け取る」というモデルの場合、勉強は仕事ではないのだから業務外の時間でやれということになります。
現実には「業務時間内でも勉強することは会社にとって有益なのだから認めよう」という流れがあります。
これは「社員」が会社の「メンバー」であって、勉強することによって社員の価値が高まることが会社にとってもメリットだと考えるモデルですよね。
メンバーシップ型雇用とかジョブ型雇用のような抽象的なカタカナ語で考えるのではなく、具体的な事例を考えると良いと思います。
礼儀2.0について聞いた時に、会社がどうだなんて学生からは決してわからないのでそういうのも分かりやすくなると嬉しいと思いました。
情報共有が力です。その会社に勤めている人にコンタクトを取ったり、学生同士で色々な企業の振る舞いを共有したりして情報を集めましょう。
・どこから介護者不足の数値を出しているのでしょうか?
介護の対象となる年齢層の人間がどれくらい増えるかが基本になってます。不足量は15%程度なので、和光市のようなアプローチで要介護になる人を15%減らせれば、介護人材の不足は起こらないわけです。もしくは、介護人材の仕事の効率を15%上げたり、今はその仕事ができてない人を15%できるようにするのでもOKです。例えば見守ったり会話をしたりする仕事に関しては、物理的にその場にいる人ではなくてもビデオ会議システムなどを使って離れたところにいる人ができる可能性があります。
・AIによって結果として労働総量が減るのでしょうが、これにより効率化よりも人件費削減や給料の削減へと繋がっていくのが日本だと感じています。楽に、効率的になることは悪いことだと言う経営者は少なくないのではないかと思います。そのうえで実際としてAIの導入による効率化は日本国内で本当に進むのでしょうか?
「AIによって」と言われると嫌です。「AI」は中身のないただの流行り言葉に過ぎないので。
情報処理技術による効率化は現実に進んでいます。
企業がなぜグループウェアにお金を出すかというと、そのグループウェアを使う方が、使わない場合よりも仕事の効率が良いからです。そう判断する会社が1万社以上もいて、累計で100億円以上ものお金をサイボウズに支払っているわけです。
・時間の余っている老人が上のポジションにいることで時間の不足を感じている若者の効率化を邪魔することが起きるのではないでしょうか?
起きると思います。礼儀1.0と2.0のように感じ方の違う2種類の人がいるわけです。礼儀1.0の人に、礼儀2.0の考え方を理解してもらえるように働きかけていくことが必要だと思います。
ダイバーシティが低いとは……?
例えば僕が以前通っていた東工大技術経営学専攻は、社会人の割合が50%を超えていて、その社会人も車だったり化学だったり金融だったりと色々なジャンルだったので、みんなそれぞれ違った経験を積んできていた。それに対して、みなさんが普段受けている授業は、大部分の人が高校を卒業しただけ。経験や視点の多様性がとても低い。
ニコちゃんマークのイラストがかわいい^^
塩澤先生の授業のやり方や、情報の非対称性を図示することで、視覚で捉えることができとてもわかりやすかったです。
文章や言葉で説明するよりも圧倒的に早いです!
授業では「音声コミュニケーション」と比較して「文字コミュニケーション」の長所を語ったけども、イラスト・図解を交えたコミュニケーションにも長所があって、現状のツール(LINEなど)ではまだイラストコミュニケーションの支援が弱いと思っています。イラストがコミュニケーションに効率的な場合があるので、それを支援できるツールが生まれて普及するべきだろうと考えています。塩澤先生がiPadでの図解をAppleTVで画面に投影しながら話すのはとても先進的ですね。
人々が平等を求めるのは効率が悪いとかを語る以前に、誰かが自分より得をすることや他の誰かが自分を出し抜くのことを恐れた結果であるのではないかと思った。人間が常にネガティブな部分を考えてしまうのでないのだろうか。
猿も他人が自分より得をすると激怒するみたいですね。
関連: [2匹の猿で実験 不公平な扱いを受けた猿はどう反応する? – grape グレイプ] RAID6とは
簡単に言えばデータを複数のディスクに分散して書き込むことで高速にしつつ、ディスクが壊れてもデータが失われないようにする技術です。
スライドのコピペが一部16進数になっている気がします
eより後のアルファベットも使用されているので16進数よりもっと多い?
単純に画像からテキストを認識しているだけ説
Google Vision APIを使ってOCR(画像の文字列化)をしているのですが、現状の技術ではまだこの辺が限界なのです
通勤距離、通学距離などは物理的制約?ポリシー制約?
例えば東京に住んでいる人は大阪に10分で移動できない、これはどうしようもないので物理的制約
でも「今東京に住んでて、大阪には通勤できないから、大阪の会社は就職先にできない」は心が作ったポリシー制約。引っ越せばいいので。
和光市で要介護認定者が減っているのはわかるが、今まで他に同じような策はなかったのか
僕は知らないです。
働き方改革、と働き方の進歩、に関連性はない?
「働き方改革」という言葉でイメージしているものが人によって全然違うのだなぁ、と原先生の授業を聞いて思いました。
AIが仕事を奪う、というのは間違い、とおっしゃっていたが、大企業が外注していた仕事、というのをAIに任せてしまえば、収益があげられる、と考えた場合、結論として、外注をされていた会社の仕事を奪っているのでは?
そのケースでは奪っている。
「100%悪ではない」と「100%善」とは違う。
「世の中には100%悪であるかのように思っている人がいるけど、90%くらい善だと思いますよ」という気持ち。
文字コミュは消えない、からいいとも言えるが逆に消えないからこそ言いたいことが言えないこともあるのではないか(音声よりも日本語力的なハードルが高くなる)
(関連する他の人の感想)
消えないコミュニケーションが人間のコミュニケーションをよりよくしているとは必ずしも言えるのかどうか
→消えないことを信用して音声のコミュニケーションを軽視してしまう可能性が起こる→良いこととはいえないのではないか
それもある。これも「100%善と100%悪の2通りではない」というパターン。
「文字コミュには音声コミュにないメリットが色々あるので、そのメリットが生きるシチュエーションでは文字コミュを使うのがいい」この主張は「文字コミュは音声コミュより常に良い」という主張ではない。音声コミュの方が良いシチュエーションはあるし、世の中から音声コミュがなくなることはないだろう。
介護予防を含めた福祉などを個々のニーズに合わせて提供するというのはとても幸福な世界の実現につながると考えますが、その個々のニーズに合わせた提供には制限や基準などを設けるのでしょうか?また、設けない場合、その個々のニーズの真偽の判断や提供の限度がない状態で、コスト的には大丈夫なのでしょうか?逆に、設ける場合、その制限や基準を基に判断を行うコストは、それほど大きくないのでしょうか?
個々のニーズの情報が集まる前に、全体でどれくらいのコストがかかるかを見積もることは困難。
事前に完全なプランを作ろうとせずに、まずやってみて現実を効率よく学ぶことが大事。
コストが多すぎてニーズを全部満たせないって事態は、当然起こりうる。それをどうすべきかを、ニーズ情報が集まる前に悩んでも仕方がない。具体的に取れる解決策がないから。
自動化技術とは、人間の介入なしでものが作れるような技術を言うのでしょうか
例えば講義資料が紙で配られていた時代、100人の受講生のためにコピーを100部作って、各ページごとに並べてホッチキスで止めたりする仕事があった。
良いコピー機(デジタル複合機)を買うと「100部コピーしてホチキス留め」と指示するだけで機械がそれをやってくれる。人間にはそれを教室まで運んだり、配ったりする仕事があった。
講義資料がScrapboxでシェアされるようになった時、上記の仕事はなくなった。Scrapboxのサーバが皆さんの手元のPCに「データ」を配り、みなさんの手元のPCがそのデータを表示するようになった。
キャリアに関係なく発言が自由にできる場の構築が重要だと思う。匿名の掲示板みたいなものがグループ内で共有出来ればそれも可能なのかもしれない。
「匿名でなくてもキャリアに関係なく発言が自由にできる場」の構築が重要だと思う。
匿名にしたいのは、自分の意見に対して誰かが報復をすることを恐れているのだと思うが、それは「匿名にすること」ではなく、相手の意見が自分と異なっていても報復をしたりしない文化を作ることで解決していく必要があると思う。
単に匿名にしただけでは、無責任な発言が増えてしまう。グループの生産性を高めるためには、多くの場合グループの中で熱意のある人が行動を起こすことが必要で、その行動を起こすコストを支払わない無責任な意見が集まっても状態の改善につながらない。
情報収集の場合は、発言した時点で目的が達成されているので、匿名で集めるのも有益。アンケートを匿名で集めるのはそれが目的。
簡単にグループが作れるからといって情報を共有するとは限らないのではないか。
情報共有できる場があっても、自分の意見を述べることに抵抗がある人は結構いると思う。
抵抗のある人はいると思う。
その「抵抗」はなんだろうか。
やったことないことに対して感じる「食わず嫌い」ではないか。
観測事実としては「やる人」と「やらない人」がいる。
僕は「やる人」が得をする状況だと思うし、それが一律平等よりも好ましい、世の中がそちらへ進むべきだ、と思っている。
私がわからなかったことは、2015〜2030年の間で20代の7人に1人がいなくなるということだったが、女性と男性でその比率は違うのかということと、その他の年代はどうなのかということである。20代の女性と男性の人数の推移はスライドであって、目視だとほとんど同じぐらいだと思ったけれど、本当にほぼ差がないのかと疑問に思った。
大差ないと思います。男女に関しては、人口の変化よりも就業率の変化の影響が大きいと思う。
https://gyazo.com/fa4e33a0dfbdff0d2dc0f8fc4519a54f
この最近の数値のグラフだけを見ると「増えてきた」という印象を持つかもしれないが50年前には女性の就業率は50%を超えていたので「この50年間、女性の就業率が下がっていた」ということだと思う。
講義を聞いて文字でのコミュニケーションの大切さを感じた。様々な物理的、時間的デメリットを持っている人でも持っていない人と対等に物事を行えることはとてといいことだと感じた。しかしそれが進化しすぎることにより人と人とが面と向かって話し合って仲を深めていくということが減ってしまうのも悲しいことだと感じた。
例えば今、Zoomなどのビデオ会議システムが発達したことで、物理的に離れたところにいて、集合することが困難な人とでも、すぐに顔を見て話せるようになった。時間が限られていたので言及しなかったが、情報処理技術によって改善されたのは文字コミュニケーションだけではなく、音声会話や顔を見ながら話すことも改善された。
人口の話で未来では何人になるという時の予測はどのような手法で出しているのか気になりました。
年齢ごとの死亡率と、現時点での年齢ごとの人数が分かっているので、すでに生まれてる人の今後の予測は割とやりやすい。
まだ生まれてない人の予測は出生率なども影響する。
日本は、出生率が回復すると予測し続けて30年ぐらい予測を外し続けてきた。それも対策が後手に回ってしまった原因だろう。
https://gyazo.com/193431c25602423401ddea02465bd2d3
AIの発展はとても良いことだと思うが、逆にAIが人間を支配して、人間が動かされるようなことになる可能性はあるのa教えていただきたいと思った。
AIが人間を支配する確率よりも、人間が他人を支配する確率の方が高い。
AIその他の技術は「道具」なので、悪意を持った人間がその道具を使って生産性向上した時に、効率よく悪意が達成される。
小指を18針縫ったため、その日の飲み会は欠席しなければならなかった。
→診察、手術後の注意事項が書かれた用紙に「当日の飲酒や激しい運動」が禁止項目として書かれていたため、これは変えられないと思う。
暗黙に「飲み会に参加すると飲酒しなければならない」という仮定があるように見える。
もしも飲み会に参加することがとても重要だったなら「参加するけど怪我しているのでお酒は飲みません」という手があったのでは。
AIによる意思決定が将来なされるようになるとのお話で、現段階では意思決定は人間の仕事であると認識しているが、その仕事をAIに任せるとしたら人間の立場はどうあるべきか、AIに使われてしまうような状況を回避できるのかという疑問(不安?)が生じた。
コンピュータが汎用的な意思決定をできるようになるのはまだだいぶ先の話。現時点では目処も立っていない。
コンピュータが用途特殊的な意思決定をしている例としては例えばニュースサイトなどが「サーバにアクセスが集中した時に、自動的にサーバを増やして負荷を分散する」など。これは現在現実的に使われている技術で、人間は「月額予算〜万までで、アクセスに応じてサーバを増やしてね」と事前にコンピュータに伝えておく。
生身の人間が「あっ、アクセスが増えたからサーバを増やさなきゃ」って判断するよりも、夜に寝たりしないコンピュータに任せておいたほうが効率的だし低コスト。人間を3交代24時間で使うと人件費が高いけど、コンピュータは24時間起きてても安いから。
様々な作業を効率化し、作業時間を短縮することは、改めて大切だとわかった。短縮に成功し、浮いた時間でさらに効率化を図れば、どんどん生産性が上がっていくと考えている。
その通りだと思う。
そして、もし他の人がその「どんどん生産性が上がっていく」を実行している場合、やってない人はどんどん不利になる。
人はそれぞれ価値観が異なるので、自分の考えを周りに発信していくと同時に、相手の価値観の考えも受け入れていきたい。
大事!
昔はノートに書いて情報を共有していたが、今は資料をスマホなどで見れば誰でも共有できると先生はおっしゃっていましたが、それだけ聞けば良いことだと思う。しかし、それによって真面目にやってる人と不真面目な人との差別化ができなくなっているのも事実だと思った。今はもし講義を休んだとしても資料させあれば講義を受けたのと同等な内容理解ができる。
以上のことを考えると、必ずしも情報共有が簡単になること良い方向に向かうとは限らないのではないかと考えた。
「真面目にやっている人と不真面目な人」
「講義を休んだ人と休まなかった人」
の2つの話が混ざっている
もっと具体的なケースをいろいろ考えてみたほうが良い
授業に対して真面目に取り組んでいるけども、電車が人身事故で止まったり本人が風邪をひいたりして講義を受けられなかった人のケース
気持ちは真面目だが、授業に出なくても講義資料を見ればわかるような「文字起こしのようなノート」を作ることに一生懸命になっていた人のケース
「講義に出て来るべきだ」はポリシー制約。講義に出なくても同等の内容理解ができるなら、講義に出なくても良いのでは?怪我をしても内容理解のチャンスを奪われない方が良い世界では?
今回の講義で数年後には人口が1/7になると初めて知った。
そうは言ってない。「20代の人口が1/7減る」と言ったので「20代の人口が6/7になる」ということ。
AIに奪われた時間を給料、時給などに換算したときに仕事が奪われた人たちのを総じて計算するとその多額な賃金をAIに奪われることになる。
ならないと思う。「AI」って考えるから思考が曖昧になる。
例えばあなたが手書きで書類を書く仕事をしてて、明日からPCを使ってデジタルで作っていいよってなって、その結果同じ量の書類を作るのにかかる時間が1日1時間減ったとする。あなたの給料が1時間分減ると思う?
追記: 残業してるケースだと、残業時間が1時間減って、残業代も1時間減るかもな。
ITが発達した事によって人を使う仕事が減り、多くの沢山の仕事がITで出来るようになると思うと、今後の日本で働く仕事が減っていくと思いました。
しかし、ITが発達することは良いことなので、とても難しい問題だととてもかんじました。
ITを活用すれば日本にいながら海外の会社の仕事をしたりできますよ。
例えばUpworkはインターネットを介して仕事をしてほしい人と仕事をしたい人のマッチングをするサービスで、ここに仕事の依頼を投稿すると世界中の人がそれに応募をしてくれます。僕は今自分の本の英語版のレビューを南アフリカの人に手伝ってもらってます。
講義内で日本は課題先進国と言っていましたがそのくせ効率化はあまり進んでないような気がします、そのため課題を解決しきれずに潰れてしまうのではないなか些か不安ではあります。
僕も不安なので、こういう機会で「AI怖いとか言ってる場合じゃないから!」と声を大にしています。
技術によって効率化するしか潰れずに済む道はないと思っています。
(外国人労働者を入れるという意見もあるようですが、なんで外国人が非効率で辛い仕事をするためにやってきてくれると思うのか)
意思決定の権限委譲についてがよくわからなかった。
https://i.gyazo.com/336947adfaa11bee9b49f6e4264a1b09.jpg
例えばあなたが部活の部長だとする。部員が100人くらいいて、文化祭の最中に意思決定が必要になった時に全部あなたにLINEして来ると、あなたは情報量が多すぎて辛い。これが「意思決定がボトルネック」という状態。あなたの意思決定待ちでプロジェクトが止まるのは効率的ではない。だから、あなたは「予算このくらいの範囲だったら現場で判断してOK」とか「こういう結果になるのが好ましいと思っているので、それに役立ちそうだと思ったら現場で判断して」って部員に伝える。これが「意思決定の権限を現場に委譲」だ。意思決定の権限が部長に集約していた「ピラミッド組織」から、部員に権限が分散した組織の形に変わる。
100人100通りの働き方は、理想的なことではあるけれど、短時間で実現できるようなものではないと思った。
ここ数年で話題になったのだけども、サイボウズが2つの選択肢から選ぶ人事制度を始めたのは2007年なので、10年以上掛けて変わってきたのが現実。