二項分布
binomial distribution
コイントスのような、表と裏の2つの結果だけがあって、n回中x回表がでる、というような分布はこれ
表(成功)になる確率をpとして、(裏は1-p)
$ Bi(n, p)と書く
x回表になる確率は
$ f(x) = {}_nC_x p^x(1-p)^{n-x}
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/75/Binomial_distribution_pmf.svg/300px-Binomial_distribution_pmf.svg.png
xは0以上の自然数なので、当然分布も離散的になる
もう少し詳しく
確率がpのコインをn回投げ、r回表になるという事象を考える
$ P(X=r) = Binom(r; n,p) = {}_nC_r p^r (1-p)^{n-r}
これを簡略化して
$ X \sim Binom(n,p)
とかいて、確率変数Xがパラメータn,pの二項分布に従う、といったりする
二項分布の平均と分散は
$ E(X) = np
$ V(X) = np(1-p)
となる。
確認せよ