華厳経
この実相を4つの見方「四法界」に分ける。
事法界
我々の通常のものの見方は
理法界
仏の世界
無自性・空の世界と具体的個物や現象が妨げあわず共存する。
修行をすると顕れる。
この分裂をなくせば、最後に、理すなわち無自性・空も消え去り、ただ事物と事物が融通無碍に共存するという仏の見方に到達する。 これが本来の真実一如の世界
ま華厳では仏の立場になって見る。
仏になることを目的とするのではなく、最初から仏の立場に自分を置いて考え、行動することを求めるのが華厳思想。
華厳経では、菩薩初地で信不退転となれば、あとは菩薩第十地までは自ずから到達するはずで、結局菩薩の初心にあるべき金剛の信が決定的に重要。
Miyabi.icon仏になると決めた己の発心を信じよ。ということ。