空️
空とは何かを哲学や宗教的でなく考えてみると、
1.単に全ての存在は物理的である
2.全ての「存在」という規定は表象である。
3.表象は物理的状態に対する意味の付与であり、それらは単に量と質である。
全ての量と質確率で表せる。
(物理量は無からの量)
存在は存在しないし、全ての物理系は表象がなくても存在しうる。
だが存在概念の肝は、物理的現象を必要としないことである。
つまり、浮遊理由や便宜的因果関係についての名付けとし表象があり、それが存在の便利な点であると言える。
意味=存在の相対的な位置
結晶と分子間力と生物
地下では、圧力や組成によって異なる結晶を形成し、周囲の環境の集合の結果として、鉱物や岩石が生成される。
ミクロでもマクロでも、環境から集合を出力するプロセスは共通して見られる。交換と伝播が語る平衡化というプロセスは、
計算的かつ量的であり、そう捉えれば生物は、非平衡を保つタンパク質の結晶であるし、鉱物は果てしなく静かな生物だといえる。全ての物理系は計算的性質を示すし、生物も鉱物も、長期的に見れば同じことなのだ。
前提に記した「空」の概念は、全ての物理系と表象を指すので、「全ての物理系には本質的に計算的な性質があり」知覚していようがいまいが全ての系と表象は計算的性質を示す。と言える
全ては動的な定常状態にある。
相転移と諸行無常