インジケーターとUI
Indicatorとは、標識、計器、表示器、指針、指標などの意味を持つ。 状態を知る手がかりを指す。
インジケーターの活用によって、スペックによる応答性の限界に縛られず、ある程度は任意に応答性を改善出来る。
応答性の高いシステムとは、ユーザーの要求にその場で応えられなくても、
ユーザーに を知らせ続けるシステムである。
ユーザーが何をして、今何が起こっているのか常にフィードバックして
人間の知覚、運動、認知それぞれの制限時間に従って優先順位をつける必要がある。
入力を受け取ったら即座にフィードバックを返す。
• 作業にどれくらいの時間がかかるかの目安を表示する 。
• 待っている間にユーザーが他のことをできるようにする。
• 処理待ちイベントを上手に管理する。
• システム管理のためのタスクや優先度の低いタスクをバックグラウンドで処理する。
• もっともよく要求されることを予想する。
• ワンタラクティブシステムの応答性を改善する補足
■ .3.1 「処理中」 を示すインジケータ
• プログレスインジケータ
• ユニットタスク間の遅れはタスク中の遅れより許容される
• 重要な情報は最初に表示
• 手と目の協調作業を要するタスクでは計算をごまかす
• ユーザー入力の処理を入力順ではなく重要度の順で行う
• 制限時間に余裕がなければ作業の質を下げる